直前に見た『母性』は母親になれない女性の話だったけど、対照的に母親なのに母親になれない男性の話っていうのが面白かった。
『母性』で言っていた母性は先天的に備わっているものではなく、後天的についてくるものだっていうのもこの映画でしっくり。
序盤は一果の話が長めでイマイチだったけど、後半は母親になりたくてもなれない凪沙の心が折れて落ちていく様が居た堪れなかった。水川あさみが演じる生みの親が終始クソな割に罰せられることなく終わるのは納得行かないわー。
それにしてもバレエを扱ってる作品はバレエのストーリーと本編のストーリーを重ねたりするけど、知識無いと何もわからんな
