今まで観た映画で1番泣いた。
全員が幸せになってほしいのに、そう上手く行くわけもなくて
自分の本当の性別を失えば安定は手に入るし、人を守ることもできるけれど、本当にほしいものは手に入らない。そんな…
このレビューはネタバレを含みます
服部さんが演じる一果には、心惹かれた。
虚ろな表情、睨みつけるような視線、子供らしからぬ覇気のない口調。足元に落ちる言葉は、聞き損なえば二度目はないと思わせる。
陰気で近寄りがたいのに、放っておけな…
このレビューはネタバレを含みます
【感想】
生きづらさをここまで感じることは出来ないから、疑似体験したような気持ち。
LGBTに理解のある社会に、という考えに移行したといえど、根底に皆抵抗があるのだろう。
生きづらさをどこか受け入れ…
美しくも儚い空気感をまとった作品でもあり、残酷な世界で最も美しい物語でもあった。
しょっぱい街のしょっぱい人々。
この世の中の生きづらさと、対照的に、
自由で美しい一果のバレエ。
本当の自分を…
最後のアメリカでのバレエ発表会のシーン、今までの流れがフラッシュバックして感動で涙が出ました。
無口で暗くて笑顔のない子供が、バレエという好きなことに出会い、そして友人のりんと出会い、母親のようなナ…
田舎の暴力母から離れて東京に来る中1女子は口数少な目。
預かることになったおネエ。
上手く行かなそうだけど距離が縮まるきっかけがあり、周りに理解されない2人がお互い仲良く。
楽しい話ではないけど評価…
辛かった。本当に。
覚悟が無いと見れないなと思う。
ここ最近、性転換にて命を経った方がいらっしゃったので、とても現実を見た気持ちになった。映画は社会問題を教えてくれ、考えさせてくれると再認識。
主演…
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