感想を書くのが難しい作品。
辛くて苦しくて悲しくて。
女性として生きたいだけなのに、
女性として見てもらえないことの
絶望、悔しさ、孤独。
草彅くん演じる凪沙が、
めちゃくちゃハマってた。
凪沙に起こる終盤の展開は、
あまりにも残酷。
そして、
凪沙が面倒をみるとこになった一果と、
その友達の、りん。
このふたりの関係性もまた切なくて辛い。
家庭が円満だからとか、
裕福だからとか、
幸せって、
そういう部分で作られるものじゃない。
りんが踊り出したとき、
なんかもう、覚悟が見えて、
見てられなかったよ。
バレエを踊っている姿が本当に綺麗で、
そのときだけは、
解放されたようになる一果の表情が
胸に刺さりました。