アンナチュラルないながきつかさ

アントマン&ワスプ:クアントマニアのアンナチュラルないながきつかさのネタバレレビュー・内容・結末

3.8

このレビューはネタバレを含みます

アントマンシリーズ3作品目

それこそ始めは風呂桶の水から逃げたり、トーマスのプラレールに轢かれたりしたようなスケールだったものが、シリーズを経て今では、世界中いや宇宙中、いやあらゆる時間軸のマルチバース全体の危機に立ち向かっていく規模感まで広がっていた。

これまた思い切りマクロなスケールの話を、量子世界という原子以下のとんでもないミクロな世界の中で繰り広げていく。

シリーズ通してスケールを操るアントマンならではの構成になっており、そのアンバランス感が今までにないような感覚で面白かった。


フェーズ5の最大のヴィランとなる征服者カーンに真っ向から立ち向かう人間のアントマン。
どう考えても勝ち目はない戦いと思っていたが、
ここもアントマンならではの"蟻"による「質より量」が勝る戦いが痛快無比でこれまた面白い。

今後、インフィニティウォーよりも終わりの見えない戦いが繰り広げられることが予想されるが、
アントマンならではの戦いがこれからも観られることを楽しみに待ちたいと思います。

(やっぱり巨大化大好き😌)