ゆう

エルヴィスのゆうのレビュー・感想・評価

エルヴィス(2022年製作の映画)
5.0
サイコーに酔いしれて、魅入り、シビレました♪
彼の事は詳しくはありませんが、ソウル(魂)溢れるキング・オブ・ロックンロール♪
カントリーにR&Bにブルースにゴスペルなどなどあらゆる音楽ジャンルを自らが歌い上げ、プロフェッショナルな熱過ぎるライブパフォーマンス。
1950年代に音楽「ロック」を生んで世界のミュージックや文化など色々な方々に多大な影響を与え、センセーショナルな舞台で若者に熱狂的に愛されたエルヴィス。
とにかくカッコ良い!ワクワクドキドキザワザワ色々な感情がほとばしる眩さ全開に輝く。
小粋でゴージャス、スタイリッシュ、超情熱的で挑発的なのにクール!
エルヴィス・プレスリーを演じたオースティン・バトラーの圧巻なリスペクトだからこそリミッターを外しギラギラに男性フェロモン全開の愛にギラギラ溢れるパフォーマンスに歌唱力、人々を魅了するカリスマ性。
絶頂期から晩年に至るまでを参りました!って位魅惑で見事に演じきっており、素晴らしい尽きます。
どこかで聞いたことがある馴染みのある名曲の数々も披露され、真に刺さる。

伝記ものであり、ミュージックムービーエンタメでもあり、彼と携わったファミリーや音楽仲間、ショービズ界、当時の時代背景を充分に感じ、アメリカの近代史を限られた時間内だったが学びました。
現代も未だ根付く醜い人種差別、影響力のある人物の暗殺、政治的な流れや事件等。
アメリカが歩んできた社会、ショービズ界の暗部 エルヴィスは苦悩しながらも次々と型破りに逆境を打ち破る伝説を作り、礎を作った!
音楽と観客、ファミリーや仲間を純粋に愛した。
実際の映像が映し出され、実話の重みは変わらず感動!
パーカー大佐(トム・ハンクス)ショービズで大成した人間がお金や名声、欲望や依存などまっくろくろすけな部分もしっかり魅せている。

渾身の超ド級の音楽ヒューマンを堪能出来て良かった!
ゆう

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