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鬼火のdionemishのネタバレレビュー・内容・結末

鬼火(1963年製作の映画)
3.6

このレビューはネタバレを含みます

孤独に苛まれた男が自殺に至るまでの過程を淡々と描いたフランス映画らしさを存分に味わえる作品

主人公は人間失格の太宰治みたいな、死に取り憑かれながらも寂しがり屋で男前で、まあどうしようもない人たらしなキャラクターなんだけど、それをモーリス・ロネが好演してる。
鬱々としたモーリス・ロネの瞳とエリックサティの音楽の調和が素敵…

邦題の「鬼火」、一周回って凄くセンスが良い気がする
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