鬼火の作品情報・感想・評価

『鬼火』に投稿された感想・評価

2.8

悩める中年男のあれこれ。

洒落た雰囲気もあったが、ずっと低空飛行でどんよりとしていた。

死刑台のエレベーターは良かったけど、これは自分が駄目なパターンのフランス映画。 

晴れた日の気持ちの良い…

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この作品にしてもヴィスコンティの「イノセント」にしても主人公が最後にこういう決断を下す作品はいくつもあるけど、自分もそれを実行しようとしたことがある人間として言わせて貰えば、単なるかっこつけ。そんな…

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M・ロネ、J・モローなので鑑賞、哀しさの演出?暗くて淡々として★3つ!
死刑台のエレベーター、太陽がいっぱいみたらとりあえず観ておかないとな・・・みたいな感じで鑑賞。
相変わらずM・ロネ、J・モロー…

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nottam
-
モノをいくら所有しても、金をいくら持っていても、たくさんの女性と寝ても、消えない孤独感
アメリカンサイコの原点がここにある

ピエール・ドリュ=ラ=ロシェルの原作を、ルイ・マルが脚色監督した63年作品。アル中男が自殺するまでの2日間を描く。抑圧された、息苦しい作品。本作の次が、ノー天気な「ビバ!マリア」。作りたくなった気持…

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帰雲
5.0
エリック・サティの音楽が好きだから見た。人間が自殺する動機はどうやら絶望ではなくて「虚無」によるものらしい。
鑑賞後、心がぎゅっと締め付けられる。
モーリス・ロネを死期を感じられる演技。
本当に心に刺さる。
最後の手紙沁みますね。
7号
4.0
このレビューはネタバレを含みます
びっくりするほど繊細な映画

「あなたには心がある」
一見、温かく優しい言葉だが、本作においてはとてつもなく残酷な言葉になってしまう
何一つ持てない、僕は欲が持てない、本人にとっては絶望なんだろうな。
ただ、ホンマに死ぬかってのも。
淡々としていて悲壮感がないので同情もない。
YRP
5.0
人生は僕の中であまり速く過ぎていかない
速度を早めよう。
生きることは屈辱だ。

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