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仔鹿物語のuniのレビュー・感想・評価

仔鹿物語(1946年製作の映画)
4.0
若き日のグレゴリー・ペック、みずみずしい子役のクロード・ジャーマン・Jr.、母親役のジェーン・ワイマン、厳しい自然を生き抜く家族の姿に、これ以上はないような最高のキャストだと感じました。

熊と犬との戦いはどうやって撮影したのか、驚きです。
CGではない本物の迫力がありました。
人間も動物も、生き残るか飢えるか、その二択であることにおいては変わりなく、死は簡単に訪れる。
現代の暮らしからは想像もつかないけれど、自然との共存は綺麗ごとではないですね。

悲しい結末は、野生動物を人間のテリトリーに入れたゆえの必然。
これは現代にも通じる教訓だと思った。
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