仔鹿物語の作品情報・感想・評価

「仔鹿物語」に投稿された感想・評価

MGM/UA ロイヤル・フェスティバル
三越ロイヤル・シアター
トマト

トマトの感想・評価

3.5
広大な自然に囲まれた通称[バクスター島]で暮らすバクスターファミリー。
その開拓生活の中で、大勢の人々との関わり、自然の厳しさ、そして子鹿フラッグとのふれあいを通して描き出される11才の息子ジョディの成長物語。

父親と共に行動し、畑仕事、取引きでの駆け引き、狩猟、蛇に咬まれた時の処置に至るまで[この土地で生きる]為に必要な事柄を学んでいくジョディ。

父親として、見守り、慈しみ、急ぐことなく、ジョディを言葉と模範で教えていくグレゴリー・ペックがかなり格好良い。

ジョディの最大の試練は、子鹿フラッグとの別れだったろう。
地平線に影が延びるまで森を駆け回り、一緒のベッドで眠り、弟のように話しかけて可愛がっていたフラッグを.....。

成長して帰ってきたジョディに父親は言う。
「現実と向き合うのは、つらいことだ」
「生きるとはこういうことだ」
この言葉は、きっとジョディの胸に刻み込まれただろうなと思う。

原作:マージョリー・キナン・ローリングスの児童文学小説「子鹿物語」
pier

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3.5
自分たちは生き物の犠牲の上に成り立っていると諭され成長する少年の話。
matsukaze1

matsukaze1の感想・評価

4.7
放任主義とよく聞くが、意味を履き違えるとただの聞こえの良い、無責任な言葉になる。
子自身が自分で気付く事が一番だが、気付く機会を与え、話し合い、少し仕向ける事も親の責務だと思うからだ。
1946年公開の本作だが、子と父と母が互いに尊重し、赦し、立場上の役割を全うしようとする姿勢は、現代にも通じる理想の親子像だと感じた。

このレビューはネタバレを含みます

【2回目の鑑賞】
こんな時代にCGなんて無いぞ!どうやって撮影したんだ!熊と戦う時の猟犬演技、熊の演技、アライグマ、仔鹿、全ての動物の演技が素晴らしい、そして美しい自然の映像、猟に出掛けるシーンや取引きで街に出向くシーンなど冒険的で男ならワクワクするであろう。飢えの恐ろしさを教える父親は本当に父親らしい教育者だ、母親も根は息子を甘やかしベタベタしたいはずだろう、しかし生きることの厳しさから妥協しないツンデレ的だが最後の息子が家出から帰り生きて戻って来た嬉しさから強く抱きしめたシーンは泣ける!銃殺で別れる事となった仔鹿だが夜に畑を荒らすならば紐で継なぐ方法もあったのではと疑問はあったものの仔鹿が凄く可愛い、少年の成長を描いたストーリーも良かった、家族で観ると更に良いだろう、これは名作だ!
花紫

花紫の感想・評価

3.3
『仔鹿(子鹿)物語』って感じの内容ではなかった。
犬と熊スゴイ。
少年の言うように、閉じ込めて紐で縛っておくのはダメなのだろうか?
[字幕]
mk

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3.5
子鹿事件だけではなく、自然や動物、人と関わり多くの経験をしたことにより、少年が立派な大人に成長する話。11歳とか信じられない。映し出される自然と同様に、このストーリーも美しい。

グレゴリーペックまたもや良き父親を演じています!こんなイケボに諭されたい笑
katsuvash

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3.8
ヴェルタースオリジナルの長編CMのような映画。
バンビ感を大切にしたい方は気をつけて観てください。母親の演技が素晴らしい!
映画っていいなあと改めて思える作品でした。
み

みの感想・評価

4.5
こんな名作なのに意外と観てる人が少ない…
舞台は過酷な開拓地。そこに住む家族が飼う鹿の話。
少年はペットのように鹿を可愛がるが、鹿は家の畑を荒らしてしまう。
最終的に少年がとった行動は信じられないけれど、そのことも通して少年は成長していく。

ラストの父親の「人生はいいものだ。だが楽ではない」という教訓で号泣。
アメリカ南部開拓者の家族で育った男の子と鹿のほっこり友情物語と思いきや 家族の絆、友情、愛情、自然との闘い、野生動物達とのふれあい通じて成長していく少年を描く大分 切ない映画でした。

大人になると時には諦めなきゃいけない事があるって事。諦めたら前を向いて生きる事。最愛の人(鹿)でも別れがある事。誰かの受け売りでなく自ら体験して自然と学んでいき、最後には成長した少年の姿があります。
そっと見守ってる父ちゃんがかっこいい!
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