負け犬チョンミ

マニカルニカ ジャーンシーの女王の負け犬チョンミのレビュー・感想・評価

3.8
この評価は、マニカルニカ役のカンガナー・ラーナーウトさんの聡明っぽい美しさと、アクションの頑張りにです。

正直、見ていて心苦しかった。
何故なら、絶対的悪人の英国軍が、朝鮮半島占領時の日本軍に見えたから。
植民地化は史実で、それなりに日本軍の蛮行があったのではないかと解っていながら、日本の朝鮮半島占領時の韓国歴史ドラマを見ていて、鬼畜な日本人を描かれていると心が痛い。だからです。
恐そらくこの映画を見た英国人の多くも、あまり良い気分がしないのに違いない。

しかし、歌と躍りとアクションで、不思議と2時間半近い長い作品であったのに飽きませんでした。

しかも、19世紀半ばのインドで女性軍隊を作った設定は、昨今ブームの #MeToo 運動の影響でなく、史実であったらしいです!!驚いた。

マニカルニカの孫がガンジーだったら面白いのかな?とか思ったのですが、史実から大きく外れてしまうので、それはなかったですね。

劇中、マニカルニカが「ウチら英国から独立するんだじょ!」っと叫ぶ度に感激し、涙致しました。 単純ですね。私w