マニカルニカ ジャーンシーの女王の作品情報・感想・評価・動画配信

「マニカルニカ ジャーンシーの女王」に投稿された感想・評価

密林レンタル。なぎちゃんの推薦。ほんとは宇宙船が出てくる映画を見ようと言っていたのだけど、これに落ち着く。148分まったく退屈せず。実在の王妃ラクシュミーバーイー (Lakshmibai、1835年頃 - 1858年6月18日)の英雄譚。細かいことは気にせず、絢爛豪華なセットと衣装と目力で、カンガナー・ラーナーウト扮するマニカルニカ、ジャーンシーの女王と、その付き人と家来と民がみんなで、歌って踊りながらぐいぐい引っ張ってくれる。唯一の欠点はイギリス兵の行進の足並みがバラバラなこと。あとは文句なし。ごちそうさま。

追記:
そうか、ここで描かれたインド大反乱(1857-1859)というのは、僕らが「セポイの乱」として習ったものだったのね。19世紀のこのころといえば、イタリアでも独立戦争が戦われていた頃。だからインドでも当然この戦いのことを「第一次インド独立戦争」と呼ぶわけだ。

そこまではなんとなく知ってたんだけど、ぼくはこのラクシュミー・バーイーのことは、恥ずかしながら知らなかった。インド史上最も畏敬の念をいだかせる人物と言われ、西洋史しか知らない者に向けては「インドのジャンヌダルク」と説明されている。

そのラクシュミー・バーイーの子どもの頃名前がマニカルニカ。この名前を映画のタイトルにしていることは留意しておきたい。彼女を演じたのがカンガナー・ラーナーウトだけど、彼女は共同監督も担当。というか、クリシュ(ラーダ・クリシュナ・ジャガルラームディ)が監督したものに、独自の撮影を加えて大幅に改変したのだというのだけど、ことの次第はよくわからない。

わかっているのはクリシュが大変腹を立てていること(この記事を参照: https://www.masala.com/bollywood-news/what-gave-her-the-right-to-tamper-with-what-i-did-manikarnika-co-director-krish-lashes-out-at-275627)

カンガナー・ラーナーウトがどこまで映画を変えたのかはわからないけれど、70%はクリシュのもので、あとの30%は彼女のものだという。

ただひとつ言えるのは、映画の全体的な印象は女性が中心にいるということ。たとえそれが男の英雄たちがなしてきたことと同じだとしても、少なくともこの女王が、だらしのない男たちの代わって、窓を開け放って新鮮な空気を入れた印象はのこる。女たちが貴金属をとかして武器を作り、戦闘訓練をするところなんて、おいおい、そんなに簡単に「インドのアマゾネス」を編成できるのかよとは思ったけど、すくなくとも頭数は2倍になるよね。

その訓練の様子なのだけど、あれは「踊り」なんだよね。まさに政治的な踊り。この映画には、そんな身振りとしての踊りがあふれている。戦闘シーンよりも、戦闘シーンにいたるまでの踊りがフォーカスされている。

そこがよい。スナイダーの『300(スリーハンドレッド)』(2006)の戦闘シーンがそうであったように、叙事詩における戦いとは、政治的な身振りとしての舞踏なのかもしれない。

そしてぼくは夢想する。いつの日か、すべてのリアルな戦争がリアルな舞踏へと昇華され、その政治的な身振りを誰もが踊り出す日のことを。ちょうどシバ神が想像と破壊の炎のなかで踊り続けるように。
鋼鉄神

鋼鉄神の感想・評価

4.1
初鑑賞。超良かった〜👍👍👍

Blu-ray注文から1ヶ月…待った〜😭でも価値はあった💡

おてんば娘のマニカルニカ。彼女が王妃になってラクシュミーと変名し侵略者のイギリスと戦う(闘う)話。

非常にカラフルな映像美でさすがはインドと思った👏

テーマは『独立』と重いが、知る機会が少ないインドの歴史を垣間見れ興味津々に鑑賞できた🧐陰謀渦巻く王宮、敵はイギリスだけにあらず。

文字量の調整が難しいくらい刺激を受けた良作👏👏👏
英雄とされる人は、敵からも尊敬される。違う道も選べただろうに、あまりにも心が強すぎた。
やはり戦は士気の高さが重要。
くりふ

くりふの感想・評価

3.5
【女王カンガナー/血まみれ舞台の女性部隊】

主演のカンガナー好きだし、短期公開だしで時間見つけて劇場へ。

インド独立のため、英国に徹底抗戦した実在の王妃ラクシュミー・バーイーの、かなりデフォルメされた伝記映画。が、点としての史実には忠実らしい。

とりあえず、絵的な見応えはありました。特に衣装・美術は絢爛として、劇場で見た甲斐あり。出血量多いが正月向けだ。

良くも悪くも、カンガナーのアタシ映画に仕上がっていた。

監督表記が彼女とラーダ監督との連名になっておりああ、監督交代だったかのドタバタがあったな…と思い出す。

何だか、物語に強い芯が一本通っていない感触がずっとあって、スッキリしません。ヒロインが演説すると、マッハでみな洗脳されちゃう展開がどうにも。

ファンタジーであるバーフバリでも、ここまで単純じゃなかったのだから、実在の人物にはもう少し、重みが欲しかったですね。

予告から気になっていた欠点…カンガナーのヘタレチャンバラは、後半は映画の勢いに胡麻化され気にならなくなった。彼女、肩に力入り過ぎていると思ったけれど。前半、CG化粧もかなり入れていたね。

などなど、色々気になったものの、それらを凌駕するビジュアルパワーのおかげで、最後まで楽しめましたよ。

と、やっぱりカンガナーはいい女優さんですね。

インドの国威宣揚映画ではあるけれど、この場合は明らかに英国が侵略者なのだから、きな臭さは感じず、素直に応援したくなりました。

あの脱出時“馬ジャンプ”は史実らしいのだが、脚が鉄でできていたのだろうか?意味が違うが“鉄馬”じゃん。

<2020.1.6記>
前半はダンス場面が多くて、ちょっと飽きてしまいますが、後半は王妃のリーダーシップ、カリスマ性に魅了されてしまいました。
インドの歴史を知る意味でも、とても面白かったです。
kzver3

kzver3の感想・評価

4.0
史実があるので結末はアレなんですけど、映画なんだから、史実を無視した別のタイムラインで見たいものを見せて欲しかった、なんて思ったり
女王格好良かった!
信念のある凛とした強い女性。
目をカッと見開く表情が何回かあったのですが、『バーフバリ』のシヴァガミを思い出してしまいました 笑

演じるカンガナーラーナーウト、『クイーン 旅立つ私のハネムーン』の時とは全くの別人みたい。超クール。しかも今知ったのですが、『クリッシュ』のあの美女も彼女が演じていたとは…! すごいなぁ👏👏

この映画で私が好きだった登場人物は、
カカシの真似をしていた旦那さんwとその奥さん(めちゃ綺麗✨)。
奥さんは元気で猪突猛進な感じで、旦那さんはおおらかで優しそうな雰囲気で☺️相性ぴったりなコンビが好きでした。ダンス場面も楽しかった!
2人が登場する度に嬉しかったです 笑

女王の付き人?友達?みたいな方も美人だったなぁ✨
Baad

Baadの感想・評価

4.0
あまり期待せずに、大河ドラマ観る気分で劇場に足を運びましたが、期待していた以上に良かったです。

美しくて演技力に定評のある不思議ちゃん女優カンガナーですが、本格アクションは多分初めて。その辺心配していましたが、体幹は若干ブレていましたが、演技力と貫禄で乗り切りました。

未亡人なのに国を治めたり軍隊を指揮したり、戦場で闘ったり、女性部隊を作ったり、義理の息子を守ったりと、「バーフバリ」のシヴァガミ様以上の働き。しかもそれがほぼ史実と言うのがすごいです。

主演のカンガナーも、身内の後ろ盾もないボリウッドでよくぞここまで頑張ったと見ていて感無量でした。

映画の内容に関しては、一部流れが分かりにくく、インド大反乱で合流したムガル帝国の関係者とか、いなくなったぺシュワー(マラータ同盟の宰相)の関係者が誰か、調べてもわからなかったりしましたが、大筋では問題なし。

パンフは役に立ちましたが、人物紹介は重要人物全てカバーしていないと思いました。

あと良かったのが音楽です。
ダンスシーンはこの手のボリウッド映画では標準的な量で普通でしたが、歌が流れる時間が長めで、全て良かった。久しぶりにインド映画でサントラ欲しくなりました。

ボリウッドの時代劇映画は女性の扱いが、見ていてモヤモヤすることが多いのですがそれがほぼないのも良かった。この辺は監督も途中から兼ねてたと言うカンガナーが押し切った部分もあるのではと妄想。

周囲を固める役者さんが出過ぎず、引っ込み過ぎずよかったです。

物語自体は悲惨ですが、華やかで、正月時代劇的に見られるのもよかった。

あと、予告編がほぼ全てTWIN配給作品ばかりだったのですが、どれもアクションシーンがシャープで見たくなってしまいました。これも得した感じで、新年早々楽しい映画鑑賞でした。

(シヴァガミ様の上を行く実在の王妃  2020/1/7記)
kazuhisa

kazuhisaの感想・評価

2.4
うーん。なんかインドの英雄というのはみんな同じ思考というか…。バーフバリもこんな感じじゃない?心では屈しないみんな戦えみたいなのを美談にしてる。途中で冷めてしまいました。負けそうだから女性も戦わせてたんでしょ?それも剣で。ちょと戦死者出しすぎでは?テンプレすぎて突っ込みたくなる。剣で無双できるのももやもやする。まあインド映画に突っ込みは野暮か。楽しみきれませんでした。
ロアー

ロアーの感想・評価

3.6
ヴァラナシの僧侶の娘として生まれ、宰相に育てられたマニカルニカは、やがてジャーンシーの藩王に嫁ぎ、ラクシュミーという名を与えられる。しかし、東インド会社と手を組んだ身内の策略に堕ち、王は暗殺されてしまう。まだ幼い次王を抱えたラクシュミーは、ジャーンシーの女王として立ち上がり、イギリス軍に立ち向かう。

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リティク好きとしては過去に色々あったカンガナに対して複雑な思いがあるんですけど、でもやっぱりかわいいんだよね〜カンガナ。

インドビューティーには珍しい気がするくるくるカーリーヘアで弓を持って登場したので、インドのメリダだ!ってキュンキュンです❤︎(実際は”インドのジャンヌ・ダルク”と讃えられてるそう)。

才色兼備文武両道のハイスペック女王が先陣を切って敵に斬り込んで行く姿がかっこ良い。子どもを背負ったままばっさばっさと敵を血祭りにして、死屍累々の中に凛と立って、返り血を浴びた顔で目を爛々とさせてる姿が鬼神のよう。やっぱり狂ってるぜカンガナ〜!

「パドマーワト」と立て続けに観たんですけど、個人的にはこっちの方が好きでした。

でも、エンドロールで折角命を懸けて守った子どもの生涯を知らされて、、、え、、、そんな・・・
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