ひろえぬり

バビロンのひろえぬりのレビュー・感想・評価

バビロン(2021年製作の映画)
3.3
映画の映画。これに尽きるかな。圧倒的な熱量、混沌とした映画撮影現場がエネルギッシュでやや疲れるくらいに感じ取れた。

ただ、本作はワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッドみたいなコメディタッチでお話が展開していっていると思うが、どうしても作風的にリアルっぽくて生々しい感じが素直に気持ち悪いと感じてしまった。また監督の作家性的に、映画っていう広いコンテンツよりも、ファーストマンみたいにもっと一個人に焦点絞って展開していたほうが合う気がした。画面が忙しく、3時間ほぼ音楽鳴りっぱなしな感じてもあるのでつかれた。
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