ひろぞう

バビロンのひろぞうのレビュー・感想・評価

バビロン(2021年製作の映画)
3.2
マイリストから本作を鑑賞。サイレント映画からトーキー映画が発明される時代の大スター俳優の人生と夢を叶えようとする男女を描いた作品です。
正直、観終わってかなり怒っています。本作は3時間8分とかなり長い映画です。トーキー映画が発明されメインキャスト達の人生も変わっていくところで終わっていれば、おそらく満点を付けていたと思います。それ程、映画好きには魅力的で堪らない内容でした。ここまでで2時間くらいです。
その後ネリー(マーゴット・ロビー)が麻薬と賭博に溺れギャングが登場するくだりとか、ジャックやマニー等のその後の人生を描く必要性を全く感じませんでした。そのパートでプラス1時間くらい。そのせいで作品自体が傑作から普通作品になっています。監督の作家性を疑いたくなりました。残念です。