ジョニマ

トルーマン・カポーティ 真実のテープのジョニマのレビュー・感想・評価

3.9
アメリカを代表する作家の文字通り華やかな生活と、表現者であればおそらく誰しもが抱えている闇を知ることが出来る。僕は「冷血」を読んでこの映画にたどり着いたから、まだそれほどの違和感を感じないけど、「ティファニーで朝食を」の流れでこの映画を観るとギャップが大きくて驚くのじゃないかな。作家に限らない話だろうけど、表現者として書くことと、生活をするために書くことを両立させることは難しい。そして、成功すればするほど、「まだ世間には受け入れられてない表現」を試して、拒否をされ、行き詰まりを感じてしまうのだろうな。
ジョニマ

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