クルミ

ブラザー 若者たちの掟のクルミのレビュー・感想・評価

ブラザー 若者たちの掟(2019年製作の映画)
3.0
主に青年保護施設が舞台
フランスの現状ってわけでもなさそう、どの国にも言えることだと思う🤔

主役のMHDはラッパーなのだそう!
曲とは裏腹な雰囲気で、普通に若手俳優かと思った、味があったなあ

タイトルのブラザーからわかるように、
MHD演じるテディには弟がいます
冒頭は、テディが何かをして捕まり、弟の呼びかけに答えず去っていく姿から始まりますが、肝心な逮捕の理由は最後まで明らかになりません。

テディが送られた保護施設は約10名ほどの罪を犯した若者が住んでいて、だいぶ荒れまくってます。
テディの父親は暴力的で、テディも弟もDVを受けていました
他の少年たちをみてると恐ろしいのが、親が暴力的だと子供も暴力的になる傾向があるところ…

子供たちは過去に苦しみながらも逃げ方が分からず、暴言や暴力をすることしか自分を守ることを知らない、、悪循環だけど難しい😞
印象的なのは少なくはあったが笑顔のシーン。
彼らが純粋に笑える結末であることを願うよーー
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