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星の子のharukaのレビュー・感想・評価

星の子(2020年製作の映画)
4.1
家族だけじゃなく友人や所属コミュティが宗教と身近なのに、自分自身は宗教を盲信せず、でも自分が信じていない宗教に対して信心深い彼らを尊重できる、聡明で大人びた中学生の話。学校の先生や周りの大人に、自分が大切にしている親を貶され、でも親の行為には同意できないもどかしさが映画の中で何度も感じられた。

主人公の中学生だけじゃなくて、学校の友達もすごい柔軟な考えを持ってるように描かれていた。一方で、出てくる大人たちは、他人や社会としての考えを自分の考えとして持っているかのように描かれていて、その対比が面白かった。
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