ねこのみかた

リベンジ・イン・セビリアのねこのみかたのネタバレレビュー・内容・結末

リベンジ・イン・セビリア(2019年製作の映画)
3.0

このレビューはネタバレを含みます

まあまあかな。

リベンジバイオレンスムービーならそれだけでよかった気がするんだけど、そこに女性刑事を絡ませてクライム要素入れたりするから、ちょっととっ散らかってしまった印象。

それぞれの子を思う親の姿を描いてるのはよかった。
欲を言えば女性刑事にも子どもにまつわる事情とかがあればよかったのにね。
例えば妊娠中に仕事絡みの何かで流産しちゃって、それ以来子を産めない体になってしまった…とか。
そういうエピソードがあるのかと思ったら出てこなくて「アレ?」となった。

テンポも悪い。
もっとテンポをよくすれば尺も短くて済むのに。

マリオ・カサス主演の『ザ・レイジ』もこれと同様、裏社会をテーマにしたリベンジバイオレンスものだったけど、個人的にはザ・レイジのほうが数段面白かった。

ザ・レイジでも思ったんだけど、スペインの刑務所のシステム面白いわ〜。
受刑者なのに外で仕事したり出かけたり外泊したりできるんだよね。
自由すぎるw

奥さんさぁ、こういう裏社会の人間と結婚したらリスクあるんだから、平穏に暮らしたいなら結婚相手よく考えて選ぼうな。

あと、鳥かごの鳥放しちゃダメ!

それと、もう毎度のことだから言ってもしかたないけど、邦題ダサいね。
原題のままアディオスじゃダメなんすかね?
それだけの話じゃないのにリベンジってなぁ…。
まぁいいけどさ。

マリオ・カサスが子ども抱っこしてる姿見るとキュンキュンしちゃうよ。
ご自分も本当にお子さんいるから、役で子どもに接しててもすごいパパの顔になっちゃうの、見てて微笑ましい。