セシウムさん事件を思い出してWikipediaを読んでたら見つけた作品
落ち目のテレビ局はどうしてダメなのかよく分かる
メインで密着されている3人のうち2人は契約社員って…
正社員に金借りないと生活できないレベルの待遇で、テレビで顔出して取材でミスしたら詰められて、責任に釣り合わなさすぎる
ワタナベくんはこんな内容でよく出演承諾できたなあ
冒頭でお偉いさんがキレてたけど、正社員は撮ったものの出せなかった映像があるのかなと背景を想像する
サワムラさんのジャーナリストとしての矜持は素晴らしいし、数字ばかり追いかける上司と、監督すらニュースについて「よく分かんないんすよね」と答えるような報道部の中で最後の砦なんではないかとも思うけど、これでも契約社員でいつ切られるか分からないんだよな
冒頭からふわっとした企画で撮り始めちゃったんだなという感じで、中盤も結局何を映したいんだ？と思ってしまったけど、サワムラさんが最後に突っ込んでくれて良かったし、撮り手も含めてこの会社はやばいというのを映画の完成度で体現してしまっていた
良いドキュメンタリーでは無かったけど見て良かったという不思議な感想
