Mamita

映画 えんとつ町のプペルのMamitaのレビュー・感想・評価

映画 えんとつ町のプペル(2020年製作の映画)
3.9
刺さるメッセージがたくさんの作品で大人も子供も楽しめる素晴らしいストーリーです。
舞台挨拶でアントニオ役の伊藤さんが「そんなのありえないって思うことほど自分の中ではありえて欲しいことなんだと思う」と言っていたことがすごく印象深かったです。人が何か新しいことを成し遂げようとしたとき、応援してくれる人もいるけれど必ず異質な物事や人を排除しようとする人がいる。人間は得体の知れないものに対して怯える生き物で、アントニオは強そうに見えてなかなか自分に自信を持つことができない少年。だからこそルビッチが羨ましくて仕方がなかったのでしょう。そんな誰しもが持つ不安を芦田愛菜さん演じるルビッチの真っ直ぐさが解きほぐして、自分を信じる勇気をくれます。ルビッチやプペルの優しさ、お父さんとお母さんの家族愛に感動しました。
縁あって完成試写会にて視聴。
挿入歌だけアウト。
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