芦屋紀文

映画 えんとつ町のプペルの芦屋紀文のレビュー・感想・評価

映画 えんとつ町のプペル(2020年製作の映画)
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続編ありきの構成なのか、
少々消化不良気味でした。

ですが細かいこととか、気になったところ
ぜーんぶ無視してしまうと
作画も最高に綺麗だし、先読みはできるものの
ワクワクドキドキがあって楽しめました!
声優陣の演技も素晴らしいと思ったし、
オリラジの藤森は違和感なくて上手かった!
天下の芦田愛菜様と窪田さんも個人的には
すごくあってたと思います!

ローラの最後のセリフもシンプルで
ありきたりなシーンではあるんだけど
だからこそいろんな人の心に刺さると
思ったし、なんだかんだお約束てきなのって
好きな人多いじゃん?笑 偏見かな?

ちらほら他の方の意見にもある、既視感みたいなものは正直自分も感じました。
パクリだ!なんてことは微塵も思いませんでしたが、ジブリ作品に強く影響を受けてるのかなぁと勝手に妄想してました、、
なんかラピュタぽくて、、、
嵐の中の船とか、父親は嘘つきじゃないと
証明しようとするところとか、、、、
※個人的な意見です。


以下気になったところなど

作品全体を通して作者が伝えたいことを
全部セリフで言わせてるのが気になったかなぁ。
子供でも分かるようにしたからかもしれないけど、もうちょっと一人一人の心情変化がセリフ以外で描かれてたら良かったなぁ
もっと深みのある作品になったと思う!!


今作の主人公はルビッチだとするならば
ルビッチの成長がほぼなくて一本調子だった気がする。(本当の主人公はブルーノだよね)
信じ抜くことが一つのテーマではあるんだけど
星なんて本当はないんじゃないかなぁみたいな
ルビッチの心の揺らぎや、葛藤があればもっと良かったと思う
あれだけ友達から嫌われて、肝心の父親はもういなくて、それにまだ子供なら信じる気持ちに揺らぎが出た方が自然だと個人的には思った


敵役も最後どうなるんだろう

まあ続編を待ちます
何年後だろう
芦屋紀文

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