このレビューはネタバレを含みます
母親の性教育をしっかりうけ、妊娠したこともないわたしとしては、男性に対する警戒心は重要だという価値観は揺らぎないものになっています。その中で性別にとらわれず誠実な人を見出し人との絆を大切にしていく。
安全ピンで開けた鼻ピアスは何らかの決意と覚悟。
性欲の対象となり食い物にされがちな若い女性、この二人の少女の限られた環境のなかでの最善の決断をしっかりと見届けました。
もちろん女性にも性欲はあり、男性が被害に遭うことがあることも常に頭に入れています。
医者の質問の回答で経験豊富なことがわかる。「ブルーバレンタイン」でもそうだった。経験人数が多い。人は見かけによらない。
人間には文明や文化があるので、好きな人ができて、経済力があって、準備ができたら結婚してそれから子供を儲ける。それがいいとされている。
みんながそのようにうまくいくわけじゃないし、計画的で打算的な結婚と出産は不自然にも思えることもあります。
授かり婚の方がナチュラルなのかもね。
ちょっと思い出したのが高校生の時、落ち込んでる時に「酷い顔だよ」って友達がお手洗いでメイクしてくれたこと。大人になったらこんなことはしない。メイクは自分でするもんね。
女の子を持つ親がこの映画を見たらどういう感想を持つのでしょうか。
もし娘からこのような相談を受けたら、親は叱らずに抱きしめてあげてほしいな。