17歳の瞳に映る世界の作品情報・感想・評価・動画配信

「17歳の瞳に映る世界」に投稿された感想・評価

通行人Y

通行人Yの感想・評価

3.9
17才が思いがけず妊娠してしまい、親の同意なしで中絶手術ができるN Yへ、いとこと一緒に行くストーリー。

会話が少ないのがなんだかリアルで、不安そうな表情や目がとても印象的。そして、どれだけ辛い感情を持っていたのかを表すシーンはとても苦しい気持ちになった。

あと、映画によく出てくるバリバリキラキラ感のあるNYではない、ちゃんとリアルとしての街の空気感、良かった。
hina

hinaの感想・評価

3.8

口数の多くないオータムとスカイラーの関係性めちゃ良かった…スカイラー良い子すぎない?😐

“未成年”というのも
親には言えないというのも

思春期の女の子の、苦悩と葛藤
めちゃくちゃリアルで苦しい
せーじ

せーじの感想・評価

4.6
322本目。Filmarksでも話題になっていたこともあり、観なければなぁと思っていた作品でしたが、フォロワーさん達のシリアスな感想や、そこから想起される内容から漂う重々しさがとてもしんどくて、なかなか観るのに踏ん切りがつかなかった作品でした。今回ようやくルーレットで引き当てることが出来て、鑑賞をすることが出来ました。そういう意味でもルーレットを始めて良かったと思います。




…辛い…
映画自体はミニマムな作りでありながら、すごくよく出来ているなと感じさせられる作品でした。語弊がありますが、一本の映画として観てもかなり「面白い」作品なのではないかなと思います。

■妖怪のような男たちに囲まれた「孤独」
この作品は徹頭徹尾、最初から最後まで、ヒロインの視点に寄り添った形で映画が進んでいきます。それも、ヒロイン自身が「無口で自分の想いを溜めこむ女の子である」という前提があるというのもあって、ほとんど説明ゼリフらしい言葉が交わされないまま、状況説明がなされていきます。まずそれがとても秀逸なのですよね。ヒロインの振る舞いとその先にある周囲の人間たちのリアクションや働きかけによって物語がスマートに語られていくというやり方がとても冴えていて「上手いな…」と驚嘆してしまいました。それと同時に、ヒロインの「孤立無援さ」が観ただけですぐにわかるようになっていて、絶望をしてしまったりもしたのですが。
それにしても、出てくる男たちが全員クズを通り越して「妖怪」のような存在で、同性である自分から見てもとても気持ちが悪かったです。「彼女たちから見たら彼らはこう見えている」というのがとてもわかり易く可視化されていたので、とても嫌な気持ちになることが出来ました。特にドン引きしたのは、バイト先での「真実の口」さながらなくだりと、地下鉄の車内で無表情でこちらを見つめていたおっさんでしょうか。どちらもあれは人間では無いですよね。妖怪です。しかもそういうものに出くわした彼女たちが無表情なのもまた…ねぇ。淡々と映画が進んでいくので、こういった出来事が「誇張していないリアルな日常であること」を雄弁に物語っているように感じました。辛い。

■「少女の勇敢な旅路」なわけねーだろ!
と、鑑賞後にこの作品のポスタービジュアルを観て怒りがわきました。
日本語タイトルもまぁセンスが無いのですが、それはひとまず横に置いておくとして、いくらなんでもこのコピーは酷すぎます。何故ならヒロインは周囲の環境条件の下で選ばざるを得ない選択を「選ばされ続けている」訳ですから。「そもそもの話」なんですよね。「妖怪」どもに都合がいい世界にはじめからそうなっていて、彼女たちは元から「孤立無援」な状況なのに、そういう選択しか選べない中で「勇敢」もクソもあるかい!となってしまいます。本邦ではそういったローカライズがアレだということは知っていたつもりでしたが、なんぼなんでもコレは…無いです。
本作で描かれている移動劇は「旅路」などと言ったものではなく、「彷徨」と言った方がいいでしょう。ニューヨークに到着してからの、地を這うような「彷徨」はとても秀逸に撮られており、寄る辺ない孤独と寂しさ、常に「妖怪の襲撃」に備えなくてはならない恐怖と緊張感、そして事務的であっけなく進んでしまう「目的」がみっちりと描かれていて、凄まじかったです。
特に胸が痛かったのは、「四択の質問」の場面の長回しと「トイレでのメイクタイム」から先のくだりですね。前者はヒロインの表情だけで追い込んでいく撮り方に心底震えましたし、それだけで雄弁に「何が起こったのか」を想起させる演出力に感嘆しました。また、後者の場面も「妖怪」に身を捧げないと先には進めないという絶望感とそれでもヒロインを守りたいのだという"彼女"の献身性が入り混じってこちらに襲い掛かって来るので、何も言えなくなってしまいました。それだけに、こんなコピーをポスタービジュアルに置いた担当者は本当に本当に最低だと思います。

■敢えてぼかされた「事実」と、あまりにあっけない「結末」
しかしこの作品では、こういった題材でおそらくセンセーショナルに扱われがちな「誰なのか」ということと、エモーショナルに扱われがちな「手続きの結末」が、おそらく意図的にそうではない形でサラッと表現されています。自分は、この作品の作り手にとって、その部分は「定義づける必要がない」と見做してそうしているのではないだろうかと思いました。何故なら、彼女たちにとっては世界全体が「そういうふうにできている」訳ですからね。そこでいちいち誰なのかをあげつらったり、感情的に喪失感を表現しても何も意味がないと作り手は考えているのでしょう。それはとても正しい判断だと思います。そしてむしろそう描かれることによって、何とも言えない余韻が心の中に残り、自然と「それならば我々はこの先どうしていけはいいのか」を考えさせる様に促している作りになっているというのが素晴らしかったです。単なる是か非かの二元論に作品が落とし込まれていないのですよね。そこを超えた「そもそも」という部分にまで考えを及ばせる力がこの作品にはあって、観ていてしんどいながらも、一人の人間としての身の振り方を省みることが出来る作品になっているのではないかなと思います。

※※

という訳で、胸に重いものがずしりと残る作品でした。
自分自身も、彼女たちのような存在からそう思われてしまっているのかな…と思うととても悲しいですが、それならせめて、視界に入らない様に振舞っていきたいですね。
「人」であることを自認するのであれば観るべき作品だと思います。
しんどいですけど、ぜひぜひ。
ヤノ

ヤノの感想・評価

3.7
Never Rarely Sometimes Always
mayuposo

mayuposoの感想・評価

3.1
心情の描き方がとてもリアルで思春期との彼女たちの苦悩を感じさせられた
Miki

Mikiの感想・評価

4.0
見ていてなぜか飽きなくて、でも、悲しくなった。どんな思いなのか、辛い感情すごく伝わりました。これはハッピーな話ではないけれど命の大切さと命を受け入れる覚悟を感じることのできる映画でした。女性に限らず一回は見るべきだと思います。
TAKA

TAKAの感想・評価

4.2
⭐非ホラー映画レビュー 5ー5🌟

アカデミー賞に絡むと思われたが、残念ながらノミネートはなかったものの、自分の中では昨年公開作の中でトップクラスの忘れがたき作品です。

この作品には2つの側面があり 未成年者の中絶問題、そして17歳の女子2人のロードムービーの側面。

同じ国でありながら州によって中絶に対する考え方が天と地ほどの違いがある事を知る事ができ、それでもどちらが正しいかなんて誰にもわからないと思う。
ただこの映画の場合 ニューヨーク州の対応が主人公オータムの未来に微かながらも光を与えた事は事実だろうとも思う。

この二人が映画内で交わすセリフの少なさよ!それがとても新鮮でリアルで 本当に傷ついた心を癒すのは 空疎な言葉では無く、ただ寄り添う事かもと、教えてくれる。

観客には明確に知らされる事の無い真実を共有した二人の短いながらも濃密なNYへの往復の時間がとても身に染みる傑作でした。

この作品の原題 Never Really Sometimes Always これはオータムが中絶手術をする前の検診でのドクターからの質問なのですが、それによって仄めかされる心の闇の深さに心底暗澹な気分にさせられます。 それでも2人は生きていかなければいけないし、寄り添ってくれる人が1人でもいれば何とか生きぬいていけるのでは・・・と切望しました。
中絶の映画とわかって観てるのに、光を見いだそうとする自分がいた。命を絶つのは間違ってる、とか、何が正しいとか、そう言う事を言いたい訳じゃないけれど、ただただ母親目線として、娘の苦しみを母にもわけてほしかった。それが言えないのが17歳なのかもしれないけれど。
不思議と飽きずに観れた
原題の質問シーン、主人公の女の子の演技力やべぇ
男って楽だなぁ色々考えなきゃいけねぇなぁと思えた映画
yuzu

yuzuの感想・評価

-
バスに揺られてエンドロール入るとこがよすぎる。
あと質問を受けて一気に彼女の背景がわかるとこの素晴らしさ。
>|

あなたにおすすめの記事