このレビューはネタバレを含みます
基本的に寓話であってテーマを絵本的に描いた作品。女性の人生とか幸福についての話だと思う。
いい男を捕まえたら上に上がれるシステムの集団。ここでの男性は文字通りのエサであり、とにかく機械的に『一番良い』が決められる。これはまぁバブル期の3高とかに代表されるトロフィーとしての男性。
つまり女の戦い(レース)をいい夫選びに依存している状態。その集団の女性は工具なんか持たない生活力のない、ただの女。このレースに負けると掃除婦に落ちぶれるこれは例えば、家事に追われるとも言えるし清掃婦としてパートに出ているとも言える状態。これを容赦なく負けと描いている。
珍しくちゃんと説明しようしたけどめんどくさくなったのでやめる。
まぁ真の愛なら他人の目なんか知らないって言って、闇に向かって走り出せるという感じの話。あとカラバッジョ。