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三島由紀夫vs東大全共闘 50年目の真実のduraznoのレビュー・感想・評価

4.1
正直全部は理解できてないですけど、訴えかけてくるものはありました
「本気で話してる人間」を見れる貴重な体験
学生が三島を先生と呼んでしまって三島が笑うシーンが幸せでウルっときてしまう
強敵と書いて友じゃないですかあ…
優れた知性と崇高だと信じる理想を持ちながら何も思い通りにならないフラストレーションに同情する
日本人がこんなに格好いい話し合いができた時代があったんですね
でも、悪いけど、今の日本人はあなたたちの時代と変わらず堕落していて差別的で遅れていてくだらないですよ、という意地悪な気持ちにもなるけど
それでも面白い作品だとは思います
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