三島由紀夫vs東大全共闘 50年目の真実の作品情報・感想・評価・動画配信

「三島由紀夫vs東大全共闘 50年目の真実」に投稿された感想・評価

ぎん

ぎんの感想・評価

4.2
あの場にいた人たちの生きてる時間の密度
一方的に発言してなんとなく満足できる環境の用意されてる今とは全然ちがう、言葉の重み
どっちが幸せかは人それぞれだけど、自分や身の回りのことに注力できる平和と生活の豊かさは結びつかないとあらためて
近代ゴリラってワードのワクワク感
erinco

erincoの感想・評価

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学生相手に絶対に論破しないのは、彼らを味方にしたかったから。それに対して、学生たちは自分の土俵でしか語れないし、とにかく三島に勝ちたい。つまりは若い。ただ、文章の理解力はさすが東大生で、ほぼ無表情で喋り続ける三島の言葉をしっかり捕まえてウケたり、拍手したりしている。賢い。1000人もいるから「なんやわからんけど笑っとこ。」って学生が10人くらいいてもいいけど。最近のYoutubeはここが笑うところだよと字幕や効果音で親切に教えてくれるから、自分のアホさがエスカレートしてるんじゃないかと心配になった。
1930年代生まれの苦悩は調べる価値のある題材。アフター戦争の「拝啓マッカーサー殿」世代が手のひらを返す様を見ている。ガラリと変わってしまった価値観の中で、養育された世代だからしんどかった。「非合法の暴力」については宿題にさせて。
たお

たおの感想・評価

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三島由紀夫の圧倒的な教養とはっきりした立ち位置が、東大全共闘というフィルターを通して浮かび上がる。終始挑発的な態度をとり続け、途中退席した方が現在語る内容も、負け惜しみにしか聞こえないほど。
何を言ってるのかは分からないけど、三島由紀夫は意外に優しそうだ
唯一尊敬してた学校の先生にちょい似てる

出勤途中いっつもクソ渋谷の高層ビルどもが爆破しねぇかな...したらおもしれぇだろうなぁ...って思ってたけど、それは革命じゃないんだね
革命は自分の為じゃなくて国に為、世界の為なんだね
それが大人になって家族の為に変わる

優しくて狂気的って、まんま子どもに当てはまるもんね
ハルカ

ハルカの感想・評価

3.4
とっても貴重、今後もどうか国で守り続けて欲しい90分間。
三島の声を初めて聞いたのと動いてる三島を初めて見て、うわぁつい50年前に存在していた人なんだなぁと感動してしまった。心底驚いたのが三島の肉体とシンプルな顔のイケメンさ。当時の雑誌のイケメンランキングでは三船敏郎や石原慎太郎らを差し置いて一位とは、文豪のみならず俳優としても惜しい人を失っていたんだなと。

内容については日本のトップof頭脳の討論すぎて、ユーモアにも全然気づかなかったけど、あーこの人たちのお陰で今の日本があるんだなーとすごい思いました。学生が思わず敵の三島を先生って言って、しかも東大のそこらへんの先生よりは先生と呼ぶのに値するって言ってるのはふふふってなった。

しかし1番驚いたのは、三島が壇上で、来る自分の自決を示唆した発言をしていたこと。暴力は勿論反対だけど、自国に対して攻撃的になるほどの関心と、全くの無関心との両極端の比較だと、今後の国の成長という意味では前者も時に必要なんだろうなー
min

minの感想・評価

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戦争が終わり、ハイ、平和な日本を作りましょうトントントン、と進むわけではなく葛藤や苦悩がありさまざまな思想が混じり合っていたのだなあと勉強になった。
結局共通の敵は「あやふやな猥褻な日本国」と言っていたのが印象的だった。

三島由紀夫と全共闘のメンバーがちゃんと向き合っていたのは凄い光景で圧倒されちゃいました

三島由紀夫の小説は数冊読んだけど、本当にこの過激な時代に書いたのか?!と驚いた〜
自分自身 国を想う事は何か 悩み続け答えが出ない時にこれを観た。 
右も左もどちらも捻れているという直感的な疑問が言語化された。
souutuhelp

souutuhelpの感想・評価

4.3
激しい討論だったけど相手を言い負かそうとかではなく相手を理解し尊重しようとする姿勢やユーモアを交えながらわかりやすい言葉で話す三島由紀夫に知性と品性、色気まで感じた。それに対する東大学生がつい「先生...」って呼んじゃうのもかわいかった。自国をより良いものにする為に学生運動を興し自分の意思で激しい討論を行うこの時代の学生はかっこいいと思った。芥が三島の煙草に火種をやるシーンが好き。
「これが対話なのか」と痛感した
もっと野次の飛び交う激論を想像したけど
お互いがお互いを尊重しており
特に三島先生はやはり物書きということもあって
紡ぐ言葉が洗練されていて心地よかった

「言葉が力を持っていた最後の時代」
自分が何となく抱いてた感情
すなわち現代社会の言語の機能衰退
それの答えをくれたようなフレーズだった


昔はこんなに思想をしっかり持って
本気で世の中を変えたいと思う人が
沢山いたのかぁと実感する

言葉の力というものを強く感じた

三島先生は若造相手に挑発せず
耳を傾け、罵りを受けいれ
言葉を持ってして対峙していた
本当に格好が良かった
ファンになった
1000人を相手に
殺されるかもしれないのに
身一つで乗り込んだ時の感情は
どんなものだったのだろう

三島先生の天皇論は興味深い
彼にとってどんな存在だったか
時代にズレがある学生達には
理解されていなかったけれども
なんとなく分かる気がした

生きていて欲しかったと切に思う


私もピースをのんでみよかな
天然水

天然水の感想・評価

3.8
昔の学生はどれほど勉強していたか、思考的枠組みのレベルが全く異なる。

常日頃自分がどれだけ小さいスケールで、思索しているか。

芥さんの言い分もわかるが、私は「他者との関係を捨象できない」とする人の主張に近い。
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