このレビューはネタバレを含みます
「国運と個人的な運命が完全にシンクロしている」というあの世代特有の陶酔感。
同世代の仲間が天皇の名の下に死んでいく中「生き残った自分」という三島の人生。
「一対一の決闘の思想をもってすれば、政敵の暗…
vsになっていない。そもそも三島と東大全共闘とでは格が違いすぎる。三島はきゃつらに胸を貸しているだけ。若かりし芥の身の程知らずさが良い。芥のアナーキズム観念論のひけらかしや赤子連れの非礼な態度にムカ…
>>続きを読む2024/4/9 2回目。
再見。終盤で内田樹が指摘していたとおり、全共闘の本質は反米愛国運動であった。いいかえれば、一見すると左翼的な政治運動の根源にはきわめて右翼的なナショナリズムが通底している…
自分用備忘録
これを映画として区分けして良いか迷いつつ。
高純度の熱量が映像から伝わってくる良作。
登場人物は完璧ではないが少なくとも明確な理想や主張はある。今の時代も比べることがそもそもというの…
Ⓒ2020映画「三島由紀夫vs 東大全共闘 50 年目の真実」製作委員会