なんか半端に良い映画だったな。
話運びのつまんなさと裏腹に、スゲー印象的なシーンがいっぱいあった。
外で七輪で焼肉してるとことか超素敵だし、しかも伏線になってるんかいという驚き。
そして、最後のスーパー抽象謎空間、嫌いじゃない、寧ろ大好き。あと目から黒い血みたいなやつとかね。縞縞模様フェチなのかな。
つーか平手友梨奈さん、この人ホント凄いな。画面に映るだけで全部持っていく、圧倒的化物。
全体的に出てくる女優がみんな色っぺかったな。特に半沢の嫁。なんなんアイツ。絶対そのままヤるテンションでびっくりしたわ。
これだけ良いシーンがいっぱいなのに、全編超すっとろいんだよなあ。過去とかそんなに掘り下げなくていいよ、一瞬しかでない幽霊とか。つーか人間がそのまま幽霊になってる感じが倫理的にマジ無理。
SNS批評みたいのも中途半端。主人公が途中ツイッターみたいなやつ見てるけど、誰かに宛てたわけじゃない「死ね」とか俺は寧ろ健康的だと思うがね。どうせなら、事件に関わった人たちへの誹謗抽象にすればいいのに。
すっごく惜しい映画だった。変な名前の監督、ガンバレ。