緑

ストレンジ・フィーリング アリスのエッチな青春白書の緑のネタバレレビュー・内容・結末

3.0

このレビューはネタバレを含みます

おかしな噂を立てられても
言葉の意味がわからなくてうまく否定できないほど
ウブな女子高生が堂々とオナニーできるようになるまでの話。

セックスもオナニーも禁じられたカトリック系高校に通う
性的知識だけでなくネットリテラシーもない
アリスちゃんが主人公。

通っている高校の女子生徒は噂話が大好き、
男子生徒は下ネタ大好きで低偏差値っぽい。
大人たちも噂を信じる体たらく。
リトリートっぽい宗教的合宿(名称失念)は
建前ばかりでクソくだらない。

合宿4日目のアリスの感想発表は物足りなかったが、
日常に戻ってから懺悔室で神父にうまいこと
お前のエロ動画鑑賞知ってるぞ宣言をし、
50回やるよう言われたお祈りをせずに
颯爽と教会を出ていくところは清々しかった。

合宿で出会ったおばちゃんが恰好よかった。
ああいう大人に出会える子どもはラッキー。

制服姿のまま股間に手を伸ばすのに
スカートの上から手を入れていたのはどうなんだろう。
裾方面から手を入れるほうが自然では。
あと、最初からあんなに振動が強いマッサージ器に慣れると
後々苦労しそうだ。

タイトルのせいか内容のせいか客席が圧倒的に男性多数。
新文芸坐でのオールナイトのロマンポルノや
ラピュタ阿佐ヶ谷以上に男性率が高かった。
緑