ミナリのフーのレビュー・感想・評価

静かにゆっくり何処にでもある小さくも深い愛が描かれている映画

80年代のアメリカ、人種・宗教・貧富・祖母、父母、こどもたちの間にある世代間の溝、現代も続く分断が確かにそこにある。違和感（多少の嫌悪感）を感じずにはいられないような。そんな中で家族3世代がポールや教会の人々と共に生き、愛をもって溝を埋めていくようで優しさが沁みた

アジア人に対するヘイトクライムが蔓延する社会、この家族の愛に触れて優しい世界になってほしいと思うのです