ミナリの作品情報・感想・評価・動画配信

ミナリ2020年製作の映画)

미나리/Minari

上映日:2021年03月19日

製作国:

上映時間:116分

ジャンル:

3.7

あらすじ

「ミナリ」に投稿された感想・評価

このレビューはネタバレを含みます

アメリカンドリームを夢見るパパ。私はついていかないな…ママも子供みながら宙ぶらりんであまり感情揺さぶられず。おばあちゃんも慣れないとこきて大変だったよねと思う。
きゅう

きゅうの感想・評価

3.5
良い作品でした。

80年代、韓国からアメリカへ…
移民家族のお話。
脚本もダラダラしていないのでいい。

アメリカ文化で育つ孫と韓国文化のおばあちゃん。この関係性もよかった。

良いことが起こっても、それを超える不幸に合う。それでもなんとか生きていこうとするこの家族。
ミナリのように今ではなくともいつかは…

ユン・ヨジョン素晴らしかったです。
2021年公開
リー・アイザック・チョン監督

農場で稼ぐというアメリカンドリームを求めて韓国からアメリカ各地を経て、アーカンソー州の田舎に移住してきた家族の話。

大きく稼ぐんだ!と息巻いている旦那さんと、慣れない異国の地で夫しか頼れない人がいない奥さん。
韓国で生活してきて、韓国の感覚を教えこみたい祖母と、アメリカで育ち、味覚もいろんな感覚もアメリカンな子供達。
アメリカの教会コミュニティにも、韓国のコミュニティにもなかなか属せない家族。

何も頼りにするものがない中で、全て順調にいかないけれども、それでも少しずつ開拓していかないといけない。
ぶつかることがあって、お互い離れたい時があっても、いざという時には離れられないし、守らなきゃいけない。

いい意味でも、悪い意味でも家族のリアルが描かれている作品。
キーナ

キーナの感想・評価

4.0
ぼーっと見れるし、深く見たら色んなメッセージが隠されている

現実的
tara

taraの感想・評価

2.3
アメリカのアーカンソー州に移民した韓国人一家。
父は韓国野菜を育ててアメリカンドリームを夢見ているが、家族は呆れている。
異国の地で、先が見えない不安があると喧嘩も増えるが、祖母が家族の緩衝材となって繋いでくれている。

ハッピーエンドでもないし、特に盛り上がりもない。
アーカンソー州の前はカルフォルニアにいたようだし、前途多難。
3/4ぐらいみたけどこれ以上分かる気せんくてみるのやめた笑
pomzo

pomzoの感想・評価

3.8
破天荒なおばあちゃん登場から物語が楽しく、騒つく
祖母と孫のデビッドの関係に癒される
sou

souの感想・評価

3.7
アメリカへ移民した韓国人一家の話。

同じ年頃のこどもをもつ私は、やはり母親に感情移入。
こどもを守らなければという強い思いと異国の孤独に胸が苦しくなった。粉唐辛子に泣いちゃうとこ。どんなに今までがんばってきたんだろうって。

壮大な景色と美しい音楽には心洗われるかんじがしたけれど、それは快適な室内からテレビ越しに眺めているからだろう。
私だったら、きっとあの広さが憎たらしくてたまらない。いつまでも夢を追うようなことを言っている夫も、水すら出なくなった家も。

でもそれでも生きてゆかなければならないんだよなぁ。

そう、大切な守るべきものがあるから、それでも強く生きてゆけるんだと思う。

ミナリのように。
h1sash1kjm

h1sash1kjmの感想・評価

3.5

このレビューはネタバレを含みます

米国制作の韓国語映画。アメリカ移民のジェイコブ一家は都会の韓国社会に疲れて田舎へやってくる。ジェイコブは自分の夢を追い求め、不自由な生活を家族に強いる。息子のデビットは生まれつき心臓が弱く、その面倒を見るために妻の母がやってきて共同生活することに。息子は最初おばあちゃんを嫌がる。子供ながらに残酷に嫌い、ちょっと見ていておばあちゃんがかわいそうになる。何をやってもうまくいかないのに、相変わらず家族よりも自分の夢を追求するジェイコブ、ようやく農産物の買い手が見つかるのだが、この時点で妻はもう限界に。最後は脳梗塞を患い不自由になっていたおばあちゃんの失火によりあてにした農産物もすべて燃えてしまう。そんなどん底で最後の希望となるのは、元気だった頃のおばあちゃんがミナリ(セリ)だった。
Ryo

Ryoの感想・評価

4.1
聖書を知る事で違うストーリーに見えてくる


■タイトル「ミナリ」の意味
ミナリとは野菜のセリの事でたくましく地に根を張り、2度目の旬が美味しい事から子供世代のために親たちが懸命に生きる姿を象徴している。


監督はこの田舎町で育った後映画監督になる為イェール大学にいくが中々上手くいかず一度このアメリカの育った街に帰ってきたそう。その時育った町も農業の跡も何もなかったがセリだけは育ってたそうだ。別の土地に根付いた韓国系移民、おばあちゃんのたくましさの象徴でもある。

■様々なメタファー
冒頭の引っ越すシーンでは父はトラックを運転しどこに行くかもわからないトラックの後ろを母と子供達がついていく構造になっている。この映画全体のテーマでもある。
更に主人公の運転するトラックにはキャザートラックという会社名が書かれている。これは架空の会社で「マイアントニーア」作家のウィラキャザーをオマージュする形で出している。マイアントニーアは監督の幼少期の生活と似ており今作を作るに至ったという。
ひよこ選別のオスメス分け、オスは役立たずで捨てられてしまうというのはジェイコブのような家父長制度に縛られた男を表している。


■聖書の引用
主人公の名前ジェイコブは英語表記でヤコブ(旧約聖書イスラエル民の流浪の歴史に出てくる最初のイスラエル人で父親)である。
冒頭では妻はジェイコブに約束と違うじゃないというセリフはヤコブが求めていた約束の土地を意味しそれを求めてアメリカに渡った。
土地を見てエデンの園だと言ったジェイコブは人間の父であるアダムを意味している。その後エデンの園に出てきたように蛇が登場する
台風で洪水の中にあるトレーラーハウスはノアの方舟であり、ノアもまた父親であり家族に反対されながらも自分の信じた道を進む。
しかしジェイコブは神や迷信などを一切信じていない。
そしてポールは朝鮮戦争でPTSDになり神に救いを求めているのだろう。朝鮮戦争によってあのおばあちゃん以外はイ夫婦の父母は死んでしまったという背景もある。

太陽=神を表している為太陽が出て来るシーンに注目するとその後奇跡が起こっていることに気がつく。

映画ラストではダウジングで水脈を見つけると石を置きます。それを監督は「祭壇です」と答えている。ヤコブは神からこれからあなたたち一族はイスラエルと名乗りなさい。あなたたちを守る。と聖書の中で言われる。そして聖書ではそこに祭壇を立て後にキリストが訪れるヤコブの井戸となったところであり、希望的なラストを示唆させる。

■ポールの正体
ポールはみんなに馬鹿にされながらも神を信じ、悪魔祓いなどで家族を救済します。彼は新約聖書を書いたパウロのメタファーなのです。

■祖母の正体
あのおばあちゃんはデビットに独自に作った薬を飲ませる。これはキリスト教でも昔禁止されていながらも民間療法として老婆が作っており魔女と呼ばれるようになったと。なぜ脳震盪で動かなくなりおねしょもしてしまったのか?それはデビッドの病をすべて吸い取ったともみれる。

祖母は病を治し、セリという食べ物を与え、家族を再生させる。
祖母の偉大さを感じ取られる。


町山智浩ムダ話参照
>|

あなたにおすすめの記事