水俣病と聞いて皆が思い浮かぶあの写真を撮った写真家の物語。
最初はどこか他人事だった彼も地元の人間と触れ合ったりチッソから嫌がらせされたりしていく中で水俣病を自分のこととして捉えていく。だからこそあんなに惹きつけられる写真が撮れたんだろう。
写真家としてはよくても人として堕落してるもんだからアルコール飲みまくるし自分で持ってきた特集の癖に途中で辞める、とか言うししょっちゅう「もう撮りたくない」→「やっぱり撮る」を繰り返すしで、あの編集長も大変だったろうな。
戦争はいかに世論を味方につけるか、が鍵になるっていうことですね