MINAMATAーミナマターの作品情報・感想・評価

「MINAMATAーミナマター」に投稿された感想・評価

珍放堂

珍放堂の感想・評価

4.0
ジョニーデップが、水俣病を世界に報じた写真家を演ずると聞きとても楽しみにしてました。
内容はフィックション半分ノンフィクション半分と言ったところだと思うけど、ジョニーデップのような一流のスターがこういう映画をつくることに意義があると思います。
またエキセントリックな役が多いジョニーデップが、写真家のユージンスミスに成りきっているところに一流俳優の凄みを感じます。
チッソが実名ででてきたり大企業による地方の分断化を忖度無しで描けるハリウッドは少し羨ましい感じがしました。
sayaka

sayakaの感想・評価

4.3
いつも強烈な個性の役が多いジョニーデップだけど、年齢を重ねたジョニーデップだからこそ出せる渋さかっこよさが滲み出してた
日本の公害をテーマにしたアメリカ制作の映画なんて珍しいしどう切り取るんだろうて思ってたけど、ある1人の写真家っていう立ち位置だからこそ見事に融合してて時々鳥肌、執念を感じた
水俣市が云々とかいうニュースみてたから、映画は映画、というスタイルなのかと思ってたけど、いざ見てみると違ってた
エンドクレジットの製作にジョニーデップの名前があったけど
JiroMuto

JiroMutoの感想・評価

4.0
水俣病のあの有名な写真を撮ったカメラマンの話です。
本編でも少しなるんですけどモノクロでやっても面白かったかなと。なんか水俣病は白黒なイメージがあるんです。
主人公をジョニー・ディップが演じた事も大きいですね。チョット汚くてだらしないキャラがぴったり!
ジョニーデップが主演のみならず製作にも携わるくらいの意気込みある作品。彼は架空の人物を演じるのがクローズアップされるが、私は実在する人物を演じる方が好きだ。彼がジョニーデップだと忘れるくらい役にやりきるのが素晴らしいが、同時にどのカットも彼らしさが少し垣間見れる。並ぶ者なき才人だ。私は彼のどの映画でも彼が少年と会話するシーンが好きだ。この作品にも出てくる。カメラをあげる少年とのやり取りが笑いを誘うが核心もつく。最近の彼の作品ではキャリアベストだと思う。内容より演者の話が多くなったが、日本社会だけでなく世界的にも大きな転機になった問題だ。
ats

atsの感想・評価

3.7
ジョニーデップ名演技✨全くパイレーツ感はなく笑(当たり前)ジョニーデップ感も全くない役作りだったような。話は1970年代のアメリカと熊本の水俣病に関する事実を元にしたお話。公害被害の恐ろしさ。大企業に抑圧されながらも声を上げ続けた人達。正直、ユージンさんの有名な写真のことは知らなかったけれど、写真はたくさんの事を語るし、後世にも多くの影響を与える。
エンディングで、至る所で公害問題は発生していることを知り、日本の福島もその一つにあげられていた。毎日のニュースでは取り上げられないけれど、今を生きる私はその事実を知る必要がある。
yuchan

yuchanの感想・評価

4.7
水俣病は日本人なら知っている人も多い四大公害のひとつ。でも今まで映画化されたことはなかったような…まして今作は日本ではなくアメリカが製作。アメリカを代表する写真家ユージン・スミスから見た日本が描かれている。
ユージンを演じたジョニー・デップは言われないと気づかないくらい本人になり切ってた。実は今回初めて知ったのだけれど、世界中が知ることとなった彼の功績は大きい。
小学校の時に勉強したけれどこうして映像で観ると公害の恐ろしさを感じさせられる。実際はもっと酷い状況だったんだろうけれど、この先も語り継がないといけないと思うし、今回たくさんの人に観て欲しいと思う作品だった。
日本のみならず世界中にも同じように苦しんでいる人達がたくさんいることはエンドロールで知ることができる。
久々にスクリーンで観たジョニーだけど、やはり素晴らしい俳優だなと改めて思う。
Kenji

Kenjiの感想・評価

3.9

このレビューはネタバレを含みます

1973年代ニューヨークに住む写真家、ユージーン・スミス。
彼は、『ライフ』誌に数多くのこと写真を掲載し、功績がありながらも今では隠遁者として別の仕事をしていたのだった。
沖縄戦での活動でトラウマを負い、子どもにも見放されている状態のユージーン。
ある日本のCMの仕事で、日本人翻訳者のアイリーンと出会い彼女から「熊本県水俣市の“水俣病”の写真を撮って欲しい。」とお願いされる。
最初は、断っていたユージーンだったが渡された資料と僅かな写真を見て日本に行くことを決意するのだが…。

今作は、水俣病の凄惨さを世界中に発信させた写真家ユージーン・スミスの視点で描かれる作品。
教科書で必ず習う四大公害病の1つ“水俣病”を世界に伝えた写真家W・ユージーン・スミス氏を初めて知り、ジョニー・デップが演じると言うことで気になり鑑賞しました。

重々しい雰囲気がありましたが、序盤ユージーンが『ライフ』誌出版社に行く場面で挿入歌が入るなど少しエンタメな演出がありつつも締めるところはしっかりと撮っているシーンがあるのが印象的でした。

実際にいたユージーン・スミス氏をジョニー・デップが、渋さがあり心に傷がありながらも芯の強さを役に込めて演じていました。
他のキャストも真田広之、浅野忠信、加瀬亮、國村隼、美波ととても良かったです。
当時の人たちの訴えを物語っているような演技で引き込まれました。

撮影も水俣市のロケーション部分は少しであとはセルビア、モンテネグロで撮影したそうですがセットや撮影風景なども70年代の日本が再現されていて良かったです。

個人的に、シゲルが撮った写真を現像して見せる所など日常的な所も少し観てみたいと感じました。

終盤に、現状を受け止めたユージーンが寝食を忘れて作業に取り組むも暗室を何者かに燃やされる妨害にあい自信喪失しながらも現地の人たちと苦しみを分かち合い寄り添って再び撮影に臨むのでした。
しかし、抗議運動の際にドサクサに何者かに暴力を振るわれるのですが。
それでも、伝えていくために「入浴する智子と母」を撮影し世界に伝えていくのでした。

水俣病の公害事件を暴くと言うストーリーでは、無くユージーン・スミス氏の目線で水俣病と現地の人々の思いを振り返り彼自身の記録を描いていた作品で良かったです。

今でも苦しむ人が多い“水俣病”をより多くの人たちにも知って欲しいと感じました。
mizuna

mizunaの感想・評価

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このレビューはネタバレを含みます

とてもよかった。
まだまだ知らないことだらけ。
原発事故を思い出した。
ppmの説明すごく怖かった。本当に。
強き者、大きな力から見たら、私たち一人ひとりのことなんて、無いに等しくされてしまう世の中。
水俣病だけじゃない。

最後の戦いにしたい。どの戦いも終わりにしてほしい。
間違えたら謝ってほしい。
間違えたことを認めてほしい。
間違えたら改めてほしい。

人間ってほんとに怖い。
水俣病はなんとなく知ってはいたが、映画を通して観ても、当事者の苦悩たるや筆舌に尽くし難い。
史実をもとにした映画なので、創作の部分があるのは仕方がない事だと思う。
映画はお客さんが観てくれて成立する物だから。
しかし、ユージンが撮った1枚の写真は、圧倒的な事実しかなかった。感情が激しく揺さぶられました。凄い写真だった。近くの席のおばさんは号泣してました。

いろいろ言われているジョニー・デップだが、とても良い映画を作ったと思う。
世界的大スターの彼が制作に関わらなければ、ここまで話題にならなかったでしょう。
Tatsu

Tatsuの感想・評価

3.8
かなり生々しい描写も多かったので観るのがキツいな〜と思うシーン(動物実験の映像は特に)も少なくなかったが概ね良い映画だったと思う。
熊本弁もかなり聞き取りやすかったしちゃんと作ったんだなあと思いました。
あと音楽が良かったですね、エンドロールみるまで坂本龍一が作曲担当なの完全に失念してましたけど(*^_^*)‪

あとは國村隼の演技が上手すぎてこれだけで元とったな感はあった。この人だけ異次元の上手さでした。終わりです。
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