アリー

ディナー・イン・アメリカのアリーのレビュー・感想・評価

ディナー・イン・アメリカ(2020年製作の映画)
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「孤独な少女が家に匿ったのは、覆面パンクバンドの推しメンだった!」という煽りコピーで、予告編もそんな感じだったから、正直あまり期待しないで見たら、とんでもなく良かった。
どれくらい良かったかと言うと、去年のNetflixの「ハーフ・オブ・イット」くらい。あれを下品にして、グロくして、エロくした感じ。でも主人公の成長する話としては同じだ。
主人公二人が、最後には本当に魅力的に見える。特にパティ役のエミリー・スケッグスが素晴らしい。

個人的によかったのは、初めの方の結構すごい場面で、サイモンと一緒に治験に行っていた女の子の母親がイングランド・ダン&ジョン・フォード・コリーのレコードをかける。これ舞台設定が90年代だから、たぶん母親の青春時代のレコードっていう設定かもしれないけれど、もう最高。っていうかこのデュオは自分の中学時代にかなり聞き込んだので。
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