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ラスト・ショーのRのネタバレレビュー・内容・結末

ラスト・ショー(1971年製作の映画)
3.3

このレビューはネタバレを含みます

希望とセックス、衰退と死。
登場人物たちは、単調な毎日をそれなりに楽しく生きながらもなにか空虚なものを抱えている。そして結局最後までその空虚さは解消されずむしろますます広がっていく。恐ろしいのは、彼らの姿がどこか自分と重なってしまい、私たちの多くがきっと経験し、ともすれば"人生を振り返った時印象として抱くかもしれない空虚さ"であることだ。
観賞後、心にどこか薄暗いものが残る。
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