キットカットガール

ビニール袋の夜のキットカットガールのレビュー・感想・評価

ビニール袋の夜(2018年製作の映画)
3.6
想像を絶するカオスさと、どう頑張って頭を捻っても置いていかれる世界観が結構刺激的で比較的好きなタイプの作品ではあった。と言っても、やっぱり意味は分かりかねるけれど。
悪夢みたいなダークで生々しい画風や描写、背景、色彩、音楽、全てがロック。欲の塊。内容からしてアニメのイメージからはほぼ遠くて、子作りをしたい三十路の女性が是が非でも子供を作ろうと狂気づいていく。どんな危機的状況下でも。それと共にビニール袋達が暴走。ヒステリックだけれど、何かを感じる。宗教的な、哲学的な何かを。分からないけれど。
クラブのシーンは目がチカチカした。