マーティマクフライ

エイブのキッチンストーリーのマーティマクフライのレビュー・感想・評価

3.5
食は人を幸せにするどころか、争いも収める?!

○あらすじ
父方イスラム教(パレスチナ)と母方ユダヤ教(イスラエル)の両宗教の下で育ったエイブはブルックリンに住む12歳の少年で料理が大好きだ。ただ両親と両祖父母は宗教の違いから言い争いが絶えない。そんな日々に悩まされるエイブは・・・。

○感想
12歳で純粋且つ優しい心の持ち主であるエイブにとっては辛い環境下かもしれない。家族思いだからこそ宗教の選択って難しいよね。ケンカばかりしてるし😥
しかし我々単一民族である日本人にはあまりよく分からない価値観の争い。ただ、両祖父母が途中発するセリフ『食や文化の盗用だ』は耳が痛かった😅何か最近の日本や韓国、中国を見てるようで。正直、端から見ると醜い言い争いですね。
因みに個人的にはブラジル人シェフ・チコとの絡みがもう少し見たかったです。チコとの絡みは好きだなぁ😁

テンポが良く、サクッと見れる90分弱の物語。分かりやすいストーリーで、美味そうな食べ物ばかりが出てくる飯テロ映画でした。