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インフィニット 無限の記憶のSSDDのレビュー・感想・評価

3.0
■概要(ティザー内容に基づきますので一部ネタバレ有)
10代で統合失調症と判断された男。
自分の胸に内を探せとカッターで刻んで以来、彼の人生は苦しみが付き纏っていた。

なぜか学んだこともない知識や技術を有し、精神病であるが故に化け物と揶揄される。

アクシンデントで逮捕された男は身に覚えのない品々を自分のものかと問われながらロシアンルーレットの要領で銃を突きつけられるという奇妙な体験をさせられるが…まったく知らないものに触れた時に幻覚を見始める…。

一体何が起こっているのか…男は記憶にまつわることで陰謀に巻き込まれていく…。


■感想
始まった時から輪廻の話がナレーションで入るので前世の記憶がある人種で、何回も転生させられるのを呪いと感じて全生物滅亡計画派と、守ろう派閥に分かれていると即座に聞く上にタイトルでネタバレなのでもはやストーリーを飲み込むという概念すらなくなります。

アクションもバリバリ、日本贔屓もバリバリなのにキャラクター性が乏しくて魅了的なキャラクターが一人もいない。

役者はウォールバーグ、トビージョーンズ、キウェテルイジョフォーとそれなりに揃っているし映像もお金がかかっているのに、ノリが90年代の往年アクション映画ばりな内容のストレートさ。

刀大好き、拳法大好き、ジャパニーズアメージング!という感じがもう映画に盛り込みすぎて丼から溢れ出してる状態です。

最近のウォールバーグさん主演の映画は外さないなぁと思っていたという過信もあったのは言うまでもないです。

二日酔いで家から一歩も出たくないし考え込みたくない時に観るとちょうどいいかもしれません。

とにかくお金を使った割に何か足りなさを感じさせてしまう作品ですごくもったいない印象です。

一部日本語入った時にカタコトじゃなくしっかりしゃべってたのは驚きました。

うーん前世の記憶ありでリブートできるなら詰んだと思ったら、サクッと死ねてしまうので味気ないものになりそうですね。

研究職とか生涯かけても結果でないで次世代に託すとかあるので、研究職向きの異能力な気がする…身体的にはリブート後に鍛錬しなきゃあかんのがあるので。
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