なだやまさいぜ

ポゼッサーのなだやまさいぜのレビュー・感想・評価

ポゼッサー(2020年製作の映画)
4.2
やっと観られた!

主人公の意識の混濁とともにこっちも何がなんだかわからなくなる……終始「???????」となった。
意識乗っ取り系SFは数あれど、こんなに見る者を混乱させ気持ち悪くてキモい(褒め言葉)作品は数少ないのでは。
全然グロいし、ナチュラルに殺人シーンがくるし、殺し方もまあまあえげつないからビビるけどなんかゴアに感じないのすごいかも。

ストーリーはまあまあ難解だしなんでよ!!!!って幾度となく思わされたけど、画が変態的に美しいのはさすがブランドン・クローネンバーグ。一生ついてくよ。
とはいえ美しさと性癖的にはアンチヴァイラルに圧倒的に軍配。あれとはジャンルが違う映画だから比べたらだめかもだけど……