ポゼッサーの作品情報・感想・評価・動画配信

『ポゼッサー』に投稿された感想・評価

グロぴょんSFスリラー
ストーリーが面白くて目が一瞬も離せなかった
これは映画館のおっきいスクリーンで観たかったな
クローネンバーグ2世

前作引き続き、ブランドンクローネンバーグは寄生や機械が好きなのでしょうか。
宿主と同期するシーンは印象的

最後の最後に標本がクローズアップされて終わるところ◎
MIQADDAMS

MIQADDAMSの感想・評価

3.6

このレビューはネタバレを含みます

Possessor=所有者

どうしてもタシャが殺しを極めようとするような人間には見えなかった(蝶の標本を作った後も罪悪感があったと言ってたし)。
でも殺人をあえて銃じゃなくナイフで行って楽しんだり、最終的には家族をも殺して任務遂行を選んだ。

結局は操る側のタシャも、会社の所有物にすぎず、会社に操られている感じがした。
ただそれが監督が伝えたかったことなのかは不明。。

性別からの解放とか抑圧からの解放とか色んな考察があったので読み漁ってみたい
3.65

このレビューはネタバレを含みます

なかなか奇妙でアート的な作風だったけど観やすかった。

最初のカウンセリング的なシーンからなんとなくドキュメンタリーぽいような静かな雰囲気を感じ取った。
そんな静謐さによって、脳をリンクさせ意識が混ざり合い不安定になっていく様子(目をギュッと強くつぶった時に見える光の明滅、もしくは焼けたフィルム、みたいな画面の転調)がより強調されていたように思う。
”POSSESS”(乗り移る)時の、蝋人形が溶け、再び新たな外殻を形成するようなシークエンスも面白かった。

冒頭からいきなりあるような、ショッキングな殺人シーンも印象的だった。そして事あるごとにその時より鮮明に皮膚の柔らかさや血の温かさをリフレインするのが、「命を奪う」感覚によって脳裡から激しく記憶ごと感情を揺さぶっているようだった。そしてまたそれによって「肉体」を確かめているという気分にもなってやはり奇妙な感覚だった。

また頭に電極刺して自分で意識のリンクを調節するシーンも興味深くて、つまみを回すに連れて笑顔になったり涙を流したり、本当に「チューニング」しているというような描写が面白かった。

終盤で意識を乗っ取り返されるというような展開も面白くて、脳内で侵入者の顔の皮を被りレザーフェイスのようなビジュアルになったりするのも良かった。そしてその姿で知らない記憶を覗き見るようなところから逆に、そうまでなっても残るヴォスの居場所への執着や悪感情、総じて「我の強さ」みたいなのが感じられて、それが工作員として優れたところでもあり、最後の痛ましい阿鼻地獄、凄惨な「清算」といった結末につながってもいる気がした。

どんなことがあってもラスト、小さな頃に自分の手で殺し標本にした蝶(変化や不死、復活のシンボル)をずっと忘れないでいるのも象徴的に思える。
土屋

土屋の感想・評価

3.9
特殊なデバイスで他人の身体を乗っ取り殺人を請け負う暗殺者は猟奇的な衝動にかられ次第に自他の意識が混濁していく。見たことがないような映像表現を期待したが、思ったよりあっさり。演技は良かった。他人の死と自分の死の違いをあらためて考えさせられた。
インセプションのハードコア版みたいな設定も好みだし、残酷描写もかなりキマってるし、意識を乗っ取るときの体が一旦溶けて対象者の姿でまた復活するみたいな描写の独特の質感には「最高!こういうのが観たかった!100点!」となったのに最後まで観ると「特に」って感じの感想で驚いた
猫目

猫目の感想・評価

3.7
スプラッターでグロいよ
SFホラー






ホストに寄生してターゲットを殺害する殺人請負人のタシャ。カナダの都会独特の色の褪せた空気感と主役のこの方のビジュアルが私的に何とも目が離せなかった(美人です)
もっとスピード感のある殺し屋の話かと思いましたが、思ったよりゆっくり意識に入り込むので他人の体を乗っ取るとはこういうことか?ちょっと疑似体験したような気分になりました。
最後のはキツいわ

デビッド・クローネンバーグ監督の息子さんの監督作品
恐るべき才能の継承と開花に

世界が祝福と絶叫を挙げる


いやー、凄いものを観た。
仕事とコロナの影響でロードショーを逃してしまったが、どうしても劇場で観たいと思い、名画座に来るまで待った甲斐があった。恐らく配信などで家で観たら全く違う感想になりそうな作品。

クローネンバーグの息子。

とんでもないものを背負っているこの新進気鋭の監督は、そのプレッシャーを跳ね除けるどころか味方にして、ついに堂々たる傑作を作り上げた、と私は思う。勿論、本作は万人に受けるものではないことは重々承知の上で。

他人の脳に入り込み、肉体を支配し、要人を暗殺する。これを仕事とする組織のエース、ヴァスが主人公。

見事なまでに調整された映像。どのカット、どのシーンも恐ろしいくらいに美しい。そこに不穏な音楽が奏でられると、一気に嫌悪が押し寄せ、目を背けたくなるような圧倒的暴力と肉体破壊を執拗に見せつける。

暗殺を計画し実行するスリルから、次第に行動しているのがヴァスなのか宿主なのかわからなくなる。ミスリードを誘う演出に観客どころかスクリーンの中のヴァスまでもがその罠にハマる。第四の壁を超え、観客と主人公(ヴァス)を同化させる。

物語は加速し続ける。美麗な映像が歪み、肉体を溶かし、世界を歪ませる。これこそが映画がもたらす圧倒的な体験だ。

クライマックス、悪寒と共に鳥肌どころか全身が総毛立った。ゾワゾワゾワゾワ…。なんてものを観てしまったんだ。

エンドロールでようやく解放されたと溜息が出た。私が求める映画体験とはこれなんだと実感した。生きている。生きていて良かった。無事に帰って来られた。ただいま。
かなり人を選びますが、個人的にはめちゃくちゃ大好きな作品ですので、オススメです!
バニラ

バニラの感想・評価

3.7

このレビューはネタバレを含みます

遠隔殺害システム会社に勤めるタシャは他人の脳意識に入り込むことで、人格をコントロールしターゲットを殺害する。
タシャは勤めるというか操られてる感じ、冒頭の殺害から他人の脳に入り操ることには違和感なく入れた。
半端なしのスプラッターにリアルなグロさあり、鑑賞は注意が必要です。
完璧な洗脳なので、脱出の引き金に躊躇するのがわからないところではある。
SFなリコール旅行じゃなくて暗殺請負人はサイコスリラーでした。
「ポセッサー」フェイスはホラーな怖さ。
ネタバレ。

難しい仕事と解って観てたから覚悟してた。
コリンの意識との闘争が起こり、待ち受ける結末には驚いた。
まさか息子アイラを洗脳とは、あり得ない。
任務を遂行するなら手段を選ばない上司ガーターに天罰はくだらないのか。
難解な結末でした。
父デヴィッドから引き継いだ才能を感じるブランドンクローネンバーグ監督、センス炸裂で今後が見逃せない。
高得点。
kAz

kAzの感想・評価

4.2
デヴィッド・クローネンバーグの息子作
強烈な一撃⚡️

意識に入り込み一仕事
離脱

スゲェの一言!
ダメージがすごい
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