MOTHER マザーのkotoriのレビュー・感想・評価

Filmarksさん試写会にて鑑賞。
とにかく見ているのが辛い映画だった。周平は実父や亜矢さんに救いを求めて自堕落な母親から逃れる事が少なくとも２回は出来たのに何故…、見ていて焦ったかった。幼少期から特殊な環境下で歪んだ愛情や支配欲に満ちた母親といるとまともな判断力なんて持てないのかもしれない。結局、誰にも感情移入出来ずに最後まで見た。ラストでは最後くらい周平を思うまともな母親としての言葉を一言でも聞きたかったし、あの状況下ですら安らぎを感じている周平のシーンを見てみたかった。