たまちゃん

ナイトメア・アリーのたまちゃんのレビュー・感想・評価

ナイトメア・アリー(2021年製作の映画)
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3月公開の中で1番の楽しみでした。

ダークな中にも色彩が豊かで、ストーリー前半の見世物小屋はデル.トロらしい美術作品でした。

主人公スタンが嘘で固めた詐欺まがいのことをしている、と言うことはこちら側には最初から全てわかっていて、いつどうバレてしまうんだろうと言う、ドキドキハラハラ感、真実がわからず謎に満ちているストーリーとはまた違う面白さがありました。

冒頭で暗いバスの中のブラッドリー.クーパーの美しいシルエットの横顔!
Bクーパーはどん底から上を目指す野心に満ちた男を好演。
ケイト.ブランシェットは賢く美しく強かなダークな美女。
ルーニーマーラは儚げで、愛した男と良心との間で揺れる女性を好演。
大好きです。

因果応報。
終わり方もとても好きでした。
もう次回作が楽しみです。
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