3人のヒーローが入れ替わるアクションは新しくてよかった。
物語が進むテンポが早いため、上映時間は近年のMCU作品の中では短い100分程度
途中のトイレ退席を心配しなくていいが、ストーリーの深堀はかなり足りない。
キャラクター説明に関しても、ドラマ「ワンダヴィジョン」、「ミズ・マーベル」を見てない人にとっては、カマラやランボーの登場は急に感じるのではないかと思う。
また、キャプテン・マーベルが過去に惑星ハラを怒りのまま破壊した描写が僅か数十秒しか描かれていないせいで、ヴィランの背景も薄くなるし、キャプテン・マーベルの人間的な葛藤にもフォーカスされていない。
ただ３人のヒーローを引き合わせるためだけに使われたヴィランには全く魅力がなかった。ヴィランに魅力がなければ、ヒーロー映画の面白さは半減してしまう。
途中には謎のミュージカル推し
グース → 猫 → 「キャッツ」 → ミュージカルという連想ゲームからの脚本・演出だとしたら・・・
それにしてもパク・セロイ(パク・ソジュン)にもっといい役あげてくれよ！笑
結局、一番頭に残るのはエンドクレジットのサプライズで、本編の物語がそれに勝てていなかった。
