ふれり

フランクおじさんのふれりのネタバレレビュー・内容・結末

フランクおじさん(2020年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

な…なんだろ…このいまひとつすっきりできない感。うまく言い表せないけど…
信仰深い親父にホモフォビア植え付けられて、保守的な南部を離れ「わきまえて」生きてきた人に「どんな人になるのか決めるのは自分」って、時代設定が現代ならともかく、この時代にそれはちょっと酷では?ベスを責めたいわけじゃないんだけど、何かもやっとしてしまった。
たまたま残された家族は今はそういう時代じゃないという認識だったからよかったものの、コンバージョンセラピーとか州によっては今も禁止されていないわけで、、時代が時代なだけに、保守的な地域で自分からカミングアウトするのはたとえ家族であってもリスク高すぎて自分を偽るのもそりゃ無理ないのでは、、って感じ。
そりゃフランクがあそこで逃げずに家に戻らないとお話として成り立たないんだろうけど、なんかなあ…。壁を作っていたのはフランクの方でしたみたいな流れだとしたらちょっと彼一人に背負わせすぎじゃないのと思ってしまった。
(何だかんだ家族っていいよね、みたいな話が個人的に苦手なのもあるのかな)

キャストはよかったけど、終盤の流れにモゾモゾしてしまってどう評価したらいいのかわからん。

(~9.27 VOD)
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