初老男児

キネマの神様の初老男児のレビュー・感想・評価

キネマの神様(2021年製作の映画)
3.0
2021年 86作品目
 

 松竹映画100周年記念作品。

 ストーリー的には面白かったです。
 ただ、淑子の事を思うとそれで
 良かったの?と思った。


 カワイイ。良い子過ぎ。淑子。
 永野芽郁さん。
 淑子さんにお医者さんでも治らない
 恋の病になりました。
 ふな喜のカツ丼食いたい。

 そんな淑子が惚れた、若き日のゴウ
 菅田将暉。僕も惚れた。
 ただ、挫折後のゴウは許せない。
 
 晩年のゴウは借金まみれのギャンブル
 依存症のダメ人間。
 あのカワイイ、良い子すぎる淑子さん
 に苦労をかけっぱなし。
 沢田研二さんが見事に演じる。

 腹立った。許せなかった。
 娘の歩と同じ目線で見ていました。

 ゴウの受賞スピーチの手紙。
 ベタにウルッときました。
 
 志村けんさんではこんな気分になって
 いないと思う。
 彼は昭和の喜劇王。バカ殿。

 沢田研二さんで良かったです。

 
 相変わらず綺麗な園子さん、北川景子。
 お世辞ではありません。
 
 
初老男児

初老男児