キネマの神様のVermontcurryのレビュー・感想・評価

映画会社100周年記念の回顧作としてはまあ良いんじゃないか。
過度に再現されている昭和の台詞回しやオーバーリアクションだが
現代パートにまでそれを持ち込まれると演技の臭さが鼻に付き自分には全く合わず。
それともこれが自然体の山田洋次節なのか。
ただそんな雰囲気に合わせている北川景子の演技は初めて上手いと思った。
志村けんが演じる予定だった役は結果的に私生活のイメージそのまんまの沢田研二で正解。
どうでもいいが一度は制作が始動した映画の脚本を新作として扱うのって映画会社的には有りなのか。