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監視資本主義 デジタル社会がもたらす光と影のokuboaiのレビュー・感想・評価

3.7
以下
ドキュメンタリーの内容をまとめてみた。
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私的結論は、未来のクリエイティブ(発想)への危機感でした。

語り手の多くは「SNS」を産み出した関係者であり、彼らをもその中毒者。

情報を得て、発信も出来る身近なツール。しかし、そこから生まれる「故意的な無知」とは。

「確信を売るビジネス」のプラットフォーム内で「データ」とゆう「商品」として
私達は
知らぬ間に「アルゴリズム」により作り上げられた一人の「プロパガンダ」として「独裁社会」を造りあげている。

そこから生まれる影響
「文明」の衰退。「存在」の滅亡。

自ら答えを見つけている様で、
自身が求めている意見に似た「ドッペルゲンガー」に囲まれ過ごしてる。 

「もしもWikipediaが貴方に合わせた情報に寄せた"人によって違う情報"を表示してるとしたら」

「もしもあなたが映画トゥルーマンショーの中にいるとしたら」

それは「クリック」させる「成功の定義」が既に定まっている情報ばかりであるが故に
可能性の壁の芽すら 摘まれてしまう。自らの選択によって

コントロールされた認識から生まれる
「故意的な無知」

私達はAIには勝てない。そもそも勝負事ではない。
共存社会の中で
勝負ではなく 向き合い方。
少しでも 離れる事を 意識するべき。

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冒頭で「誰が悪いと思う?」
ゲスト達は皆で言葉つまらせたのは
とても 印象的でした。

もはや、「誰」とか「何」とかじゃく
一人一人が
少しでも意識する事で「個性」は守られ
「ビジネスモデル」に首くくられず
本来あるべき
「私の言葉、私の意見」
が「存在」する 様になる。

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私自身、
20歳の頃 メディアから離れる為
iPhoneから「ガラケー」に変えた経験が。

その頃の時間は、「冒険」であり、「幽玄」に感じた。

今ではスマホに戻してますが
使い方に変化はあった。 

昔、仕事でいらした
大手デザイナーさん達が
こぞって貪るように Pinterestから idea 探してるの見て
なんか切なくてショックだったのを思い出す。

でもGoogleしかり、NEWSアプリ達にも
「検索エンジン」がある。

これからも意識しよう。
そして何故か見終えて、背中を押された。

※ でも一番見るSNSって
Netflix含めた 
動画配信系 なんだよな… なんて
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