楓花

悪魔がみているの楓花のレビュー・感想・評価

悪魔がみている(2020年製作の映画)
2.0
伏線回収やどんでん返しが詰まっていて、ラストの10分間ほどだけ面白いと思った。
そこに至るまでが長かった…。
過去と現代の両軸が交互に入ってくるんだけど、淡々とした感じだし画面暗いし。
森の中の情景は良かった。

というか他の人のレビューを読むまで、森の中での出来事は殺人を犯したんだと思ってたんだけれどどうやら違うのね。
性的暴行だった模様。(どちらにしろ最悪だけども)

カタツムリは雌雄同体の暗喩かな?
男だけれど女の行為(出産)をさせられることへの。

それにしても”悪魔”があの人だったとは。
多分本体的なものはあの人形のようなものだよね?
だとしたら邦題、上手くつけたなーと思う。
確かに男性がしてきたことを見てきたのだから。

とはいえ”悪魔”だとしたら何?
標的とするのは女性に対して危害を加えた男性限定っぽいんですよね。

そして確かに”他の道を選ぶことができた”んですよね。
まあその道を選んだらとんでもないことになりますよーとは教えてはくれないけれど。

分かりにくい作品。
理解ができたら面白いのかもしれないけれど、見返す気は起こらなくて。
考察記事もあまり無いのが残念。
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