オーストラリアのホラー作品。
人里離れた静かな家に暮らす老女エドナは、ある日行方不明になる。心配した娘のケイと、孫のサムが家を訪れると、「認知症」による徘徊であることが分かった。だが、それ以上の不可解な出来事に見舞われる。。。
ほぼ、母、娘、孫の3人だけで描かれているので、劇的な展開はありませんが、ジワジワと「恐怖」に侵食される雰囲気は真に迫っていました。そこに隠された悲哀のペーソスは、ホラー的な演出から恐怖を削ぎ落としているように感じました。
【ネタバレ感想】
彼女達が味合う「恐怖」とは、認知症に向き合う苦しみの隠喩で、ホラーテイストにしちゃったのはそれくらい恐ろしいことっていうことなのかもしれません😔
壁の中に閉じ込められる演出は、出ようとする必死な様よりも、出られない苦しみの方を強く感じました。出口のない迷宮ということなんでしょうね。
劇中出てくる小屋には、同じ認知症を患ったグランパの悲壮な過去があって、その飾り窓が罪悪感を煽ります。エドナは「それ」を受け継いでいるのです。そして、ケイ自身も。。。😭
エドナが、自分がサムにあげた指輪を盗んだとなじるのは典型的な痴呆の症状だし、それ以上のことは「ホラー」😭
ケイが老人ホームを見に行ったのは間違いじゃないと思います。頼ったほうがいい。全然悪いことじゃないと思います😭仲が良かったならなおさらで、愛があるなら全く問題ないですよね。だって、家族の付き合いはトイレの中にまで入らないのが普通なんだから😭
受け入れることと、面倒を見ることは別だと思いました。
おぉ…バッチリ考察されていらっしゃる👏😆✨ テーマが老化…それはそれは怖いですね💦
鰻重さん このテーマをホラーにぶっ込んでくるのはなかなかチャレンジャーですよね😭ってか、ホラーとは言えない。。。😭