Tony

アンダードッグ 前編のTonyのレビュー・感想・評価

アンダードッグ 前編(2020年製作の映画)
2.9
日本映画専門チャンネルより。

ボクシングを題材にした人間ドラマです。
主演は森山未來。前編は勝地涼、後編が北村匠海との試合を軸に描かれます。
一時はチャンピオンにまで手が届きそうだったものの、その後泣かず飛ばず。底辺の生活を送る主人公を森山未来が演じます。
一人だけ体つきが完全にボクサーですし、シャドーボクシングが完全にプロに見えるほどですから、
かなりのトレーニングを積んで撮影に臨んだことがよくわかります。
もともと演技は素晴らしいのですが、卑屈な演技、焦った演技、あちこち感心させられました。
ボクシングも、普通下手くそがやると見られたものではないのですが、目が見えてない演技までよくできていました。
勝地涼はイマイチでしたが、北村匠海は体つきまでは変えられてないながらも、ミット打ちが上手で反射神経がよいのに驚きました。
かなり練習したのではないでしょうか?
役者さんたちの本気が見られる映画です。

物語自体はよくある落ちぶれたボクサーの生き様を描きます。
前編、後編とも最後は試合ですが、何が言いたいのか?は、観る人次第というところでしょうか?笑
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