最後、悠二が走る姿を見て涙が流れたけど自分でも何の涙なのかはわからない。感動って感じではないし。悲しくもない。
今の時点で感想としての多くの言葉は出てこない。でも観終わって最初に浮かんだのは「忘れたくないな」って言葉。もうだいぶいい大人な年齢になったけど小慣れた感じにはなりたくないな。
私にとって佐々木の存在はそんなに大きくなかったかも。ひたすら悠二に自分を重ね合わせていた気がする。
前半に佐々木の陽の顔をもう少し多めに見せてくれると良かったかなぁとは思った。
私は煙草を吸ったことがないのだけど煙草を吸う時ならではの間の埋め方がズルいなぁと感じされた。あの間で何を思っているのだろう…
苗村さん役の女優さんがすごく魅力的だったなぁ。佐々木と初めてカラオケで出会って明け方に「またね」と別れるシーン。よく考えたら佐々木じゃなくて苗村さんの表情を追っていくのっておかしくない？と思うけど、そんな神の視点もアリだと思う。あの何とも言えない表情が本当に良かった。
「河合優美さん」またどこかの作品で是非お会いしたい。
