トンベリ

アンガー 閉鎖区域のトンベリのレビュー・感想・評価

アンガー 閉鎖区域(2016年製作の映画)
1.4
丁寧にしっかりと面白くない そんな映画でした。
3年間しっかりと熟成させて「うん、マズい!」みたいな。


天体観測のため山奥へ出かけた5人組は、そこで発見した閉鎖区域に軽い気持ちで侵入する。
更に奥に進むと軍の古い地下壕を発見。3人が中に入り、あれこれしてる内に化け物が現れ・・みたいな、良くある話。


棒読みとも説明口調とも違うんだけど・・とにかくセリフがキッチリカッキリしてるんですよね。
例えば口論の場面で、感情が昂ぶって相手のセリフを遮ったり被せたりするの、あるじゃないですか?
この映画だとそういうシーンになっても、しっかり最後までセリフを言い終えて、一拍置いて相手が話しだす、またしっかり言い終えて、一拍置いて・・みたいな。
何とも言えない感じなんですよ(;´Д`)演技がヘタ、でいいのかな・・?

でも私はコレを、丁寧に作ってるんだなーと受け止め、視聴を続行。雑よりはいいかな・・

と思ってたら、仲間の1人が地下壕にいた何でもない人を出会い頭に殺害。
まさに
「初めましてこんにちは。死ね!」
でした。

その後血がついてるから拭いてと、女性が渡したのはハンカチではなくジャケット。エェーーッ!!?

トドメは仲間の1人が化け物に連れ去られたのに、それに反応する人がいない。アィエェェーーッ!??


化け物が現れるのが中盤以降。それまでゆるふわキャンプ風景。
化け物が現れてからのBGMもすこぶるダサい。

丁寧だと思ってみてたら途端に粗が目立ち始めてため息が抑えられない、そんな1本でした。
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